「レジェンド」
と言われる人は何人かいますが、僕的にその言葉が一番よく似合うと思ってるライダーが
小城さん!
今回は小城さんについて話してみようかなと。
ちょっと長い話になると思います。
小城さんとの出会いは忘れもしない筑波1000のピットでした。
レース関係ない日の練習日にたまたま隣のピットに来た方が小城さんでした。
僕はその時、小城さんを全く知りませんでした。
だってミニバイクレースに出るだ出ないだ言ってる22歳のボーヤでしたからね。。。
その時、小城さんはピカピカのステップワゴンに、紫色に塗られたNSR-miniを持ち込まれていました。
すると
「ねぇねぇ、ファイナルっていくつなの?」
みたいに話しかけられたのが、初めての会話だったと思います。
僕的には、派手なおじさんだなぁ~って思ったのを良く覚えています(笑)
でも凄く優しい笑顔で気さくな方だなと感じ、色々話したと思います。
その後もサーキットで会うようになり会話するようになりました。
それでも小城さんが有名人だとは一切知らずに。。。
僕は小城さんに対して先入観だけで付き合いをさせてもらいましたので、他の先輩方と同様にフレンドリーな会話をしていたのですが、とある時に、とある方から
「タイチよぉ、小城さんになれなれしいんだよ!もう少し考えろよ!小城さんだぞ!」
と真顔で怒られました。。。
怒られる理由が理解できなかったので、そのまま言われた事を小城さんにぶつけました。
だってわからないんだから聞くしかありませんよね。
「嫌な思いさせてたのならごめんなさい。」
って謝罪しました。
すると、小城さんは
「タイチはいいんだよ!俺の昔の事知らないんだし、タイチの中の小城はそれでいいの。だから嫌な思いなんてしてないし、タイチは今まで通り接してくれればいいんだよ。」
って笑いながら言ってくれました。
ただ、この件にて
この人ってそんなに有名なの???
って思って調べたんですよ。
そしたら、ビックリしましたね(笑)
僕に忠告してくれた方の意見は正しかったと思います。
でも、ごめんなさい。
2000年以降にミニバイクを本格的に始めた僕は本当に小城さんを知らなかったんです。。。
まさか秋ヶ瀬スクーターのBOSSだったとわ。。。
その後、こんな事もありました。
僕がレースの時に
「レース勝ったら小城さんになにかご褒美もらおうっと。」
みたいに軽く言ったんだと思いますが、その言葉がとある方には
タイチは小城さんからモノをもらう事しか考えてない酷いガキだ!
と映ったのでしょう。
誤解させる事を言った僕も悪いけど・・・
その方が小城さんに僕の言葉を悪く悪く伝えたのでしょう。
でなきゃ小城さんがそんな事で怒るわけないんだからね。
小城さんから電話で怒られました。
しかし、そんな気持ちは全くない僕は
「小城さん、時間取ってもらえませんか?会って話したいです!」
と無理をお願いし会いに行きました。
小城さんはきっと馬鹿にされてるような事を言われてお怒りだったにも関わらず、美味しいステーキ店を指定してくれました。
そこで少し話しただけで誤解は解けて、すぐに楽しい食事となったのも今や良い思い出です。
だってさ
レース勝ったらご褒美ねだる
ですよ。
勝てなきゃ言えないし、ご褒美ってジュース1本かもしれないし、それは小城さんが僕のレースの価値を見て判断する事。
それを悪く伝えられただけの事だから
小城さんなら会えばわかってくれると確信がありました。
などなど小城さんは間違いなくレジェンドライダーですが、僕があまりにフランクにお付き合いさせてもらうから、多々誤解を招く。。。
僕が悪いです。
でもね!
小城さんから直接
タイチはそのままで良い
と言われているわけですから、何も変えずにお付き合いさせてもらっています。
今では小城家とは家族ぐるみのお付き合いさせてもらっていると思っています。
今年は秋ヶ瀬頑張ったご褒美に、なんとサプライズで工具箱を頂きました!!!
「全国転倒にてチャンピオン取りこぼしただろうけど、良い走りしたからプレゼントだ!」
ってね。
幸いライバルにも不運があり、チャンピオンを獲得できた事を伝えると、小城さんはとても喜んでくれました。
グレーでシックな工具箱。
箱から出すなり気に入りました!!!
これから大切に使います。
そんな小城さんとの関係はこれからも楽しく続いてくれると思っています。
レジェンドな小城さんには気が向いた時には秋ヶ瀬のレースにも出てもらいたい。
サーキットが似合う方ですからね。
小城さんとお付き合いさせてもらい、もう20年近くなる。
良い思い出ばかり。
これからも良い思い出作りたいので、こんな僕ですが
宜しくお願いします。
↑のメッセージは家宝にしよう。
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