「業務用の米が足りなくなっている。」
と言っていた。
いやいや、足りなくなっているというのは間違いだよ。
正確にいうならば
「業務用として求められる格安米がなくなっている。」
って事です。
これはラジオでも言っていましたが、人間が食べる業務用よりも、飼料用(豚等に食べさせる米)の方が高い現実。
もちろん飼料用米は国からの補助金もあるから値段が出ていますが、それにしても業務用米は本当にトンデモナイ安さなのです。
その価格に対応できる農家さんもいます。
農家さんの凄い経営努力だと思います。
しかし、普通の農家さんは業務加工米のトンデモナイ安値では農家を続けて行けない。
それと、これも最近言われなくなりましたが一時期話題になった国の政策
「減反政策」
という名の栽培面積を需用量と照らし合わせ過剰作付けをやめさせる事も続いてるのです。
農家さんが栽培を続けられる価格になるよう需用量を計算している。
農家さんは農家を続けられる値段で売れないと困るし、出来る限り高値で売りたい。
そこで、ブランド米を作り販売努力をする。
努力から、業務用米の価格も高くなる。
業者は利幅がなくなってしまい、米を買えなくなる
。
業務用米がない！
となるわけですね。
決して米がないわけではない。
業務用米を求める業者の言い値では買える米がなくなっているという事。
そこだけは勘違いされなくないので書いてみました。
がんばれ！
日本の農家さん！！！
