今大会は特に波乱の展開も無く、
やはりと言うべきか・・・・・終わってみれば
スペインの狡猾さにどの国も太刀打ちできなかった印象だけが
残った大会でした。
決勝戦スペイン対イタリア。
準決で見せたのイタリアの勢いを打ち消すかの様な
シャビの鬼気迫るパスワークと活動量。
彼は間違いなく決勝にコンディションのピークを合わせてきましたね。
結局このまま、イタリアは完全に主導権とれないまま終えることに・・・。
あと、気になったのはダビド・シルバ
キックオフからイタリアDFは彼をかなりフリーにしているなあ、と思っていた矢先に
真正面飛びこまれてアッサリ頭で合わせられたわけで。
失いかけていたイタリア選手たちの闘争心に引導を渡すかのような先制点だったような
気がします。
私の愛するオランダ代表は個人のエゴを優先するいつもの悪い癖がでて、
空中分解しました。
特に感じたのがサイドバックの人材難ですね…(各国共通の悩み?)。
対戦相手の戦術のせいもあるのでしょうが、
封じ込められると試合から消えてしまう選手が多い気がします。
決勝戦…アバ―テなんか試合に出ていたのかよっ・・て
言われてもしょうがない・・・。
思えば、ユーロの2008年大会は多彩な攻撃のぶつかり合いで記憶に残る大会でした。
次回2016年は、そんな心臓バクバクの内容であることを期待します。