季節はすっかり初夏を通り越して真夏のようになってきた。わが家では、ナニワイバラ、ピエール・ドゥ・ロンサールがもう満開近くになった。

ナニワイバラ

ピエール・ドゥ・ロンサール
今シーズンは海岸でシギを見ることも少なく、なんとなく不満が残っていたので、何回か訪れた七塚の海岸をまた訪れてみた。砂浜ではコニワハンミョウがあちこち忙しく移動していた。

コニワハンミョウ
またシロチドリがちょこちょこと移動しているだけで特別なものは見当たらなかった。

シロチドリ
しばらく浜を歩いているとハマシギの群れが見つかった。200羽ほどの群れであろうか。

ハマシギの群れ
もうすっかり夏羽となっている。



夏羽のハマシギ
刺激しないように少し離れて観察すると、羽を伸ばしたりしてのんびりと朝の時間を過ごしていた。波打ち際に近い所にはミユビシギの群れがいた。


夏羽のミユビシギ
こちらも夏羽である。夏羽のミユビシギは気のせいか少し大きく見えた。
防波堤の上のイソヒヨドリも初夏の暖かさをゆったりと楽しんでいるようであった。

防波堤のイソヒヨドリ
帰りに河北潟に回ってみた。未だツグミが活動しており、ハス田ではコウノトリが餌を摂っていた。

未だ滞在するツグミ

ハス田で餌を探すコウノトリ
コノコウノトリはつがいで人口巣塔に営巣しており、今年もヒナが無事に孵化したことが新聞に報道されていた。写真の個体は雌であることが分かっている。
ハス田にはタカブシギが渡来していることが確認された。今シーズン3種類目のシギである。

渡来したタカブシギ
他のシギを探していたところ、バンがつがい(多分)で現れた。


嘴が赤くなったバン
嘴も十分に赤く、これから子育てをするものと思われた。
季節は確実に夏に向かっているが今日もあまり収穫がなかったと感じる探索であった。