判断基準

外壁塗装の話。

業者に相見積もりを取っていると先日のブログに書きましたが…。

まだ全社見積もりが揃っていないので、

勉強のために無料の外壁塗装セミナーに参加しました

このセミナーは一般社団法人が主催。

沖縄～東北にかけて開催しているそうです

以前、知人が参加したと言ってたのと、

その後、市の広報紙に広告が出ていたので申し込み

一般社団法人の名称がちょっと怪しい

住所が東京だったので、

予約の際、フリーダイヤルを使い連絡

後日、郵便で受付票が自宅に届いたのですが、

切手の消印が「博多北」になってた　東京ちゃうんかいっ

 

セミナー当日。

会場に入ると、机の上に１０名ほど資料が置かれていました

でも、セミナーが始まったら参加者は半分の５人だけだったという

「外壁塗装の教科書」というオリジナルの冊子を頂き、

失敗しない業者の選び方など、

住まいの塗り替えを成功させるために抑えておくべき知識を

スーツを着たオジサンが延々と話している映像を観ました

 

このセミナーで驚いたのは、

屋根・外壁塗装は免許がなくても塗装を行えるということ

でも、いろんな資格はあるそうです…。

例えば、

塗装工事業許可
外装劣化診断士
雨漏り診断士
塗装技能士
足場組立等作業主任者
有機溶剤作業主任者
外壁塗装マイスター
戸建住宅劣化診断士
窯業サイディング塗替診断士　などなど

塗装工事許可は別として、

この中で国家資格は塗装技能士の１つだけで、

後は民間資格らしい

 

このセミナーでは

「外装劣化診断士」という専門の資格を持った業者に依頼すべきだと話していました

他にもいろいろ言ってましたが省略（笑）。

２時間オジサンの話を聞き、ちょっとグッタリ

セミナーの準備・受付けをしていた男性が外装劣化診断士で、

我が家も無料で診断してくれるとのことで一応申し込んでみた

でも、怪しさは拭えないので、

申込書に「都合によりキャンセルする可能性アリ」と記入（笑）。

 

自宅に帰ってから、

スーツのオジサンは一体誰なのか、

セミナー主催団体について調べました

このオジサン、この法人の代表理事で、経営コンサルタント。

一級建築士事務所の社長だったり、防災士、耐震技術認定者、

塗装技能士、外装劣化診断士、雨漏れ診断士、太陽光アドバイザー…

なんかいっぱい肩書がある

さらに調べると、

フランチャイズ展開している塗装会社も。

その本社が福岡で、ここで消印のナゾが解けた

東京支店とセミナー主催団体の所在地が同じなのも突き止めました

さらに、

外装劣化診断士は「一般社団法人住宅保全推進協会」が行う民間資格のようですが、

所在地が東京支店・セミナー主催の社団法人と同じだったという

 結局「セミナー ＝ 診断士 ＝ 塗装会社」すべて繋がってるってことやね

 

セミナーの内容はとても勉強になりました

だけど、３つが繋がった今、誰を信じていいのか分からなくなった