- イライラした感情を意図的に抑えられるかもしれない
皆さん、こんにちは。人材開発アドバイザーの梅沢佳裕です。
半年ほど前の日経新聞の記事に「心拍数を意図的に低下させられる仕組み」を東京大学の池谷裕二教授の研究チームが解明したとの記事を目にしました。
これまで私たちのドクンドクンと脈打つ心臓は、無意識に活動し続け、激しい運動をしたり、過度に緊張したりなどに応じて自動で心拍数が調節されるとされてきました。
しかし、考えてみると、活躍されているスポーツ選手は、イメージトレーニングを欠かさず行っていますし、ヨガや瞑想をする人も呼吸法を取り入れ心を落ち着かせています。
私が研修で皆さまにご紹介しているアンガーマネジメントやマインドフルネスなども、イライラしたり怒り感情が沸いたりした時のイライラ感情との向き合い方、感情コントロールの対処法です。
仕事に取り組むなかで、何らかのトラブルに見舞われ、カチンと来てしまった時、心拍数は上昇しはじめ、さらにイライラした感情が燃え上がってしまいます。
この研究によって心拍数を意図的に低下させられる」ことが科学的に解明されたことで、これまで実践してきたアンガーマネジメントやマインドフルネスにも非常に関係のある研究結果の報道だったのではないかと思います。
※昨日のTBSテレビ「情報7daysニュースキャスター」で、出演されていた池谷教授が、ご自身の研究をご紹介されていましたので、「そういえば!」と思いたって、この記事を書いた次第です。
【カテゴリー】アンガーマネジメント関連
【出典元データ】日経新聞Web版