蹴り損ないの棘もうけ~べらっくわの晴耕雨読な日々の果実 = 加賀ゆびぬき・イーネオヤ・作るいろいろ~

日々この手で作りあげるものたちを紹介しています。【bellaqua@alto.ocn.neドットjp】

加賀ゆびぬきのデザインについて

2020年02月17日 | 加賀ゆびぬき
以下述べるのは私が認識している加賀ゆびぬきの柄のデザインについてです。
この話題は一回では書ききれないので、時々ブログに書いてみようと思います。

加賀ゆびぬき、それ自体は本当に小さなものなのですが、デザインの可能性は数限りなくあります。
その中でも基本になるのは、うろこや青海波といった伝承柄でしょう。

これらは、加賀ゆびぬきの会の大西由紀子先生が本にまとめていらっしゃいます。

二色うろこの変形の山路。これは大西先生が名付けたのでしょうか。
伝承柄の発展で別の名付けがされたものもありますし、名前の無いものもあります。
また、同じ柄なのに複数の名前がついたものもありますし、同じ柄なのに作る方によってつくりかたが違うものもあります。
伝承柄に対して新しく生まれた柄もあります。

トウガラシ。これは石井康子先生主宰の結の会のデザインです。

クロネコは結の会では「べらっくわさんの黒猫」です。

クロネコは色を変えるとシロネコになります。
シロネコはクロネコと違う作品か否か。
…よく話題になる問題ですよね。
個人的には、同じとか違うとかじゃなくて、自分が作る際に参考にしたもの、既にその世界で先を行く先人に敬意を払うことが自分は重要だと思っています。
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