コンティナⅡ ノヴァー アナスティグマット４５ｍｍ／Ｆ３．５

広島市立図書館の裏庭

三枚玉のノヴァー　アナスティグマット４５ｍｍ／Ｆ３．５。

結構良く写ります。

僕は基本的に枚数の少ないレンズに魅かれます。
三枚玉のレンズ描写を評して、「浮き立つような立体再現性」とか、「物の本質を映し出す」とか情緒的表現が使われたりします。

実際はどうなのかわかりませんが、レンズ枚数が少ないと言うことは、それだけ肉眼で見るのに近いと言う感じがするからそういう表現が使われているのではと思っています。

レンズは写真を撮るために必要なものですが、同時に障害物でもあります。光はレンズ面に入る時出るとき、それぞれに約５％ほど反射によって失われるといわれています。
だからこの理屈からすると、レンズコーティングの要素を抜きにして考えると、レンズが１０枚を超えたりするとレンズ構成にもよりますが単純に言えば、透過率は５０％以下になってしまうこともあると言うことになり、実際の景色の情報の５０％も情報が入らないと言うことなります。

そこでレンズコーティングがこの反射防止に威力を発揮するのですが、僕みたいな単純な人間には「コーティングは混じり物みたいなものよ、スッピン勝負！できるだけ、、、」と言う感じで、やっぱりレンズ枚数はできるだけ少ない方がいいんだとなってしまいます。

で、レンズ枚数が多くて、いいコーティングがしてあって、明るくて、高価で、、、そんな高級レンズに負けないような描写をする、レンズ枚数の少ないノンコートもしくはモノコートの庶民レンズに魅かれるのです。

「巨人を負かすカープ」みたいな、、、



・・・ちょっとのぞいていってください。

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コンティナⅡ　
ノヴァー　アナスティグマット４５ｍｍ／Ｆ３．５

清原選手、５００号本塁打オメデトウ！！！
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