明日からです!
Leica M4 summaron35mm f3.5 acros
今から搬入に行ってきます!
以下、エディション展の挨拶文より↓
人はみんな詩人です。沢山の事を思ったり感じたりします。それを誰かに伝えたいと思った時に、人は言葉を話すでしょう。文章を書くでしょう。歌を唄うでしょう。絵を描くでしょう。僕達は写真を撮ってプリントをします。モノクロ写真を使いそれを言葉とします。僕達の写真は、色が無い分シンプルで素直に気持ちがのります。現実世界を横軸、気持ちの世界を縦軸としたら、まさしくモノクロは縦軸です。その縦軸は、想像と記憶の世界でもあります。それは相互に絡みながら、見ている人は自分の“記憶”に照らし合わせて知らないうちに色付けもします。そう、撮り手と見る人の“記憶の共有”がモノクロの醍醐味でもあります。
記憶の流れはアナロジーです。曖昧ではあるがそこに隠れた何かを見いだそうと脳に電気が巡りはじめます。そして、その中に一人一人の詩が流れるのです。それは、“記憶の共有”が“共感”に変わる瞬間です。
その時の写真は読み物になっています。僕達は、心にある文章にはならない何らかの気持ちを表す時にシャッターを切ります。ある人はその写真を「心象写真」と呼んでます。心象的な写真は「写真語」という言語なのです。
ここでは、暗室を使う銀塩モノクロ写真です。フィルムからネガを作り、印画紙をネガがセットされた引き伸ばし機にかけます。その印画紙は、現像液という魔法の液の中でゆっくりと像を浮かび上がらせるのです。有名な写真家さん達も最初のこのワクワクした感動に心を奪われてました。この一連のゆっくりとした作業の流れが今一度気持ちを入れ込む大切な時間でもあります。
最後はサインを入れて額装です。版画では左下に“○/△”というサインを入れる時に一緒に書く“エディター”があります。「エディション」という名前の由来です。最後までしっかりと自分の手で仕上げて責任を持ってサインをする。この一枚は、焼き増しも複製も出来ない唯一の作品になります。
写真は、カメラで撮る事だけではなく、至るまでの過程や前後の気持ちの動き、人間性をまでが写ります。キザな言い方になりますが、撮り手の生き様までが写真となります。その一人一人の物語の写真展がエディション展なのです。
<出展者>
秋保友治、池浦敏郎、板場奈美、市川忠男、上本美恵子、大江貴世子、大田洋介、奥村キャシー、小田陽子、越智義浩、尾山直大、木村武司、久留島健太郎、西塔正弘、佐々木美恵、重本まい子、獅々戸貴志、鈴木あい子,スナダマリ、砂原英信、高田和明、高田トシアキ、田中祥美、野呂 茜、藤井陽子、藤本順子、前田聡美、三上ヒロシ、森 翔子、山中義一、山本香里、横手 勉、田 優員、yuka、梁 信江、脇山小百合
特別出展・丸尾繁夫
土曜日の午前中かなぁw
楽しみデスw
今日ちらっと見てきましたが、静かですが刺激をもらえる空間になっていました。
エディション展!
でしたよ(笑)
2008年の旧日銀であったモノクロ合同写真展のときに、私のブログへコメントを頂いたakiと申します。
今日、エディション展へ行きました。
感想にも書いたのですが、モノクロでまた撮りたくなりました。
いろんなことを想像できるし、気持ちをのせたいって思うのはモノクロですね。
モノクロ、大好きなのです。
ゆっくりとした時間のなかで、見るせいもあるのだけれど、気持ちが穏やかになったり、優しい気持ちになったりする作品ばかりでした。
好きな写真もたくさんありました。
ステキな写真展をありがとうございました。
見に行ってくれたんですね。
僕は今日18時からいたんですよ。
今日は受付にいたので写真はあまりみてないんです。
明日、明後日はまたゆっくり見てみようと思います。
akiさんもお時間がありましたらまた来てくださいね。
何度か見るとまた違うと思いますよ。