今まで家人に対して
「何が食べたい?」と聞いてこなかった、です。
息子はもともと食が細くて
身体が出来るまで
いろんな食材を食べさせたかったからです。
私は結婚するまで
「セロリ」の味を知りませんでした。初めて食べた時はその歯ざわりの良さとセロリは臭いという
概念が崩れていきました。
なので
食べないなりに
多様な味を知るということを
知ってほしかったのです。
息子も成人して一度家を出て自炊を経験したものの
やはり食べるということには
執着とかこだわりはなくて
「何が食べたい?」と今は聞いても
「毎日、鍋🍲でいい。いや鍋🍲がいい。鍋🍲にして」
野菜も肉も一遍に食べられて
めんどくさくないからだと言います。
これを聞いて
やっほ~い❤️と思う奥様方もいらっしゃるかもしれませんが
食べさせたいという考えが未だに
底辺にあるらしく
あまり手放しで嬉しくはないのです。
一方、夫はというと
「カレーか焼きそばがいい」
こちらは選択肢があるだけマシですが、いつ聞いてもおんなじ答えです。
前に
夫の甥が泊まりに来たときに
「ウチのツートップは親子丼とそうめん」と言っていたのを思い出し、“定番”というものが存在するんだなと
思ったことがあります。
しかしその定番を繰り返したらどう反応するのか?と最近気になりました。
夫はカレーなら毎日食べられるというし息子は毎日鍋が食べたい。
カレーを毎日、鍋を毎日出していくと、いつか
「もう飽きました…」という日が
来るのか?
好きなものなら
食べ続けられるものなのか?
ちょっと試してみたいです。
手始めに今夜はカレー🍛にします。