各科の受付を担っている総合受付で座って待っていると
隣のご婦人に話しかけられました。
「もう（受付から）呼ばれました？」と。
「まだです」というと
「今日は２回目の受診だけど
ここは受付からなかなか呼ばれませんよね」と言われました。
何が変わったのか分からないけど、いつの頃からか受付で
結構な時間待たされる。
10年通う私が言うのもなんだけど、前はもっとスムーズだったような気がする。
最も時間を要するのは
受診を終えてからの計算の窓口。
受付番号をもらい、ひたすら
自分の番号が表示されるのを
待つ。
ある時は後ろから
夫婦らしき方の話し声で
「もう〇〇番はでてるのに
なんで（私達は）呼ばれないの？」と不満そうな声。
どうするのかなと見ていると
受付の人にもう〇〇分待ってるのにまだなの？と聞いていた。
よほど急いでいたのか
そんなやり取りを５、６分おきに２回繰り返していた。
計算が終わると次は院内処方に
向かう。
ここが最後の難所。
ここの病院では院内で薬を受け取る人が比較的少ないように思う。
それでも毎回３０分は待つ。
私は２週間おきに毎回決まった薬を処方してもらうのだけど
毎回薬を袋からだして効能と
数と注意点を一緒に確認する。
申し訳ないのだけど正直、
前はこの説明がすごく面倒くさかった。
散々待たされたのに、という
思いがどうしても湧いてきて。
でもある時、１人の薬剤師さんの説明する姿をみて
誠実に仕事を全うしているだけなんだなと気が付かされ
今までを秘かにに反省しました。
何かに急いでいるわけでもないのに何に不満だったんだろうと。
どうして待たされているのか、
ということが理解できれば
人って待たされても怒らないそうです。
待たされている理由が分からないから不安になるんですね。
こんな大きな病院では
無理ですが、
思わず人を待たせてしまう事態になれば謝罪と誠意のある
説明が必要ですね。
