《レポート》佐野元春 & THE HOBO KING BAND `Smoke & Blue 2022` 大阪9.27レポート
中津川での野外フェスを終えて、元春は大阪に移動、今夜はビルボード大阪でのライブ。ホーボーキングバンドとのセッションだ。
演奏前に珍しくMCをはさむ元春。「不正がまかり通るような世の中は嫌だな」とか、「なんか大きなデタラメに巻き込まれちゃって冗談じゃない」、そんなふうに嘆いている男の歌です。そう語って唄ったのはアルバム『月と専制君主』からの曲「C’mon」(https://open.spotify.com/track/5jPtlxuZI27uDKTDgKRfn0…)
続いてビルボードライブならではのブギウギ・ブルースな新曲も披露。満席の観客を沸かせた。
最終日、行きたかったです!
佐野さんの真っ白なスーツ、ローファー。
よくよく考えると、こうして白いスーツをカッコよく着こなせる人はあまりいませんよね。ローファーもピカピカでした。
あと、いつもライブで佐野さんの歌うところに敷いてある赤い絨毯?敷物も、初日に近くで見れて良かったです。ウチにあるのに似てるから!
こんな感じ?
演奏前にMCで佐野さんが言ったこと。。。
不正やデタラメについて。
それが社会であたりまえになっているから、世の中、生きづらいですね。
心が、渇きます。
まず、物質的なことから、距離を置いて。
できるだけ、一人になる時間を持って、自然なことに意識を向けたいです。
たとえば、道端に咲く草花に目をやったり、月を眺めたり。空を見たり。
私は、風に揺れている洗濯物や草木を見るのが、好きです。
そうして、静かなときを刻むことは、心の栄養になります。
自然には、不正やデタラメは、一切ありません。
佐野さんが語る言葉とか、詩を聞くと、いろいろな思いが頭の中を駆け巡る。
心から感情が引き出され、溢れてくる自分がいます。