もうすでに、この2枚のアルバムが「名盤ライブ」になりそうな予感がします!
・『今、何処(WHERE ARE YOU)』
・『ENTERTAINMENT!』
佐野さんは、作家として、その景色を自分なりに上手にスケッチすることに徹してきた。
自分は信念を持った人ではないし、これが正しい、これが間違いという道義的な白黒したところがはっきりとした人ではないから。
ロックミュージシャンの佐野元春として、また作詞・作曲・編曲のすべてを手掛けプロデュースする才能溢れる表現者としての佐野元春さん。
ずっと仕事として生活の中でその境目がない感じで生きてきた佐野さん。好きなことをして自立できている。それは恵まれた立場でもあるといえます。
もちろん、そうなるまで、またそれを維持するための努力の賜物であって、誰も真似できることではありません。
悪いけど、生活者としての佐野元春は何もないです。何もない。
佐野さんの言葉を借りれば、私は「信念を持って、これが正しい、これが間違いという同義的な」ところがすごくはっきりしています。
今はそのことの1%も書けてないですが、「人として大切なこと、知っておいてほしいこと」を世の中をよりよくするために、受け入れる準備がある人に届けたいと思っています。