ツワブキ 〈黄色い花〉

ツワブキ　〈黄色い花〉 　市内散歩

ツワブキの花　　令和3年10月撮影↗　　令和2年11月撮影↗

ツワブキ〈石蕗〉の花　　令和6年11月19日撮影











ツワブキ（石蕗）のデータ
　【別　名】　ツワ、イシブキ、イソブキ
　【分　類】　キク科　ツワブキ属
　【学　名】　Farfugium japonicum
　【花弁色】　黄色の頭花
　【花　径】　４～５cm。花茎を立てて１０輪くらいの花（頭花）をつける。筒状花も舌状花も黄色い。
　【備　考】　和名のツワブキは諸説あり、葉が丸く、艶があり、ハート型でフキの葉に似ていることから「ツヤブキ」の意味でこの名がつきました説など。

薬草としてのツワブキ
ツワブキの根茎を乾燥したものを生薬「橐吾（タクゴ）」
性味は、涼、苦とされ、成分はピロリジンアルカロイドのセンキルキン、ヘキセナール、タンニンなどが含まれています。
薬理作用として、多くのヘキセナールを含んでいる葉は抗菌作用、根茎は健胃、食中毒、下痢に対する効果が報告がされています。
主な使い方として、打撲、おできなどの腫れもの、切り傷、ものもらいに対し、生の葉を炙り軟らかくなったらちぎって患部に貼ります。
また、生薬タクゴは健胃、食あたり、下痢の際に10～20 gを400 mLの水で煎じて3回に分け服用します。

　　　参照・引用は日本薬学会、ヤサシイエンゲイ、かぎけん花図鑑、他