トリガー 板倉俊之 リトルモア

2022-03-28 16:24:17 | 読書日記
インパルス・板倉さんの小説もハードボイルドもはじめて読みました



2028年

「射殺許可法」が制定され、各都道府県に「拳銃所持者=トリガー」が配置されるようになった日本が舞台となっている作品

「いくらなんでもやりすぎだよ」
というトリガーがいれば、一人も手にかけないまま任期を終えるトリガーもいて千差万別

だけど、トリガーが殺めた人にも家族や友人がいるのは紛れもない事実

食堂の女主人の手紙が印象に残りました




満月珈琲店の星詠み 望月麻衣 文春文庫

2022-03-28 14:59:48 | 読書日記
ストーリーもイラストも素敵です



それまで「占い」をエンターテイメントというか「気休め」程度の認識しかなかったのですが、この作品と「京都船岡山アストロロジー」を通して、意味をちゃんと知って活用したら人生を明るく照らしてくれる道標になるのだと知りました

少なくとも、この作品に出てくる人達の人生は明るくなってる

今度、ちゃんと占いの勉強をしてみよう


つづくことつづくこと 滝本晃司 創英社

2022-03-28 12:12:38 | 読書日記
もうね、病気かも知れない
Gさんが好き過ぎて



元「たま」のベーシスト・Gさんこと滝本晃司さんの歌詞にMuigraphさんのイラストが見事に調和して美しいの極み!


「海にうつる月」
「『夏です』と一回言った」
の当たりは鳥肌が立ちました

「ありがとうございます」

それしか言えません



京大芸人 菅広文 幻冬舎よしもと文庫

2022-03-27 22:02:33 | 読書日記
ロザンのお二人が高校出会って芸人デビューを果たすまで



菅さんによる本編と宇治原さんによる解説で「一粒で二度美味しい」感覚でした

内容が面白くて読みやすいだけではなく、宇治原さんが京大合格を果たした勉強法も本編に紹介されているので、試験勉強の息抜きにオススメしたい一冊

お二人だけではなく菅さんの御両親もユニークな人柄で心和みました


京都船岡山アストロロジー 講談社文庫 望月麻衣

2022-03-27 19:52:56 | 読書日記
「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言葉ありますね



憧れの出版社に入社したのに大嫌いな「占い」を扱う雑誌の編集を担当する事になりブルーな気分の高屋誠君

取材中に占い師相手にキレた時は
「仕事はちゃんとしようよ」
と思ってビビりましたが、嫌う理由が判明して納得

そりゃ嫌になるよね

雑誌の公式作家の美弥の正体にも驚きました

アストロロジーとホロスコープの違いが気になりグーグル先生に尋ねたら
アストロロジー=占星術全般の事
ホロスコープ=個人の星回りを星座別に分けて記した円形の図の事
時はありました

なるほど!

知らない知識が得られるから読書って好きです