新見市草間で毎年行われるえびね展を見に行ってきました。
何というかこんなに遅くにえびね展が出来るのだろうかと疑問に思いましたが、
ここは阿哲台地というやや高所にあるためか、こんな時期でも開催出来るんですね。
それでもピークはさすがに過ぎているみたいでした。1週間早ければ良かったのかもw
今回は会員の方と少し話をすることが出来ました。
どこもそうですが……会員の高齢化はすすんでいて、展示品も以前に比べると少なくなっているそうです。
地元の草間産のキエビネだそうです。
こういうのも説明してもらって初めて知る情報ですね。
それにしても、こういう貴重な花はやはり地元にあってこそ。
「手に取るなやはり野に置け蓮華草」という言葉があります。
ときに「蓮華草」の部分を「山野草」とも置き換えたりもしますが、
要は「ものにはそれにふさわしい場所がある」という意味です。
でもこの花はおそらく野にあれば誰かの手に渡り、その後枯れてしまった可能性は高いと思います。
方便かも知れませんが、この場所にあることも「それにふさわしい場所」のような気がします。
ジエビネ。
これば別の場所ですが、天然産のジエビネです。
撮っている時は気がつかなかったのですが、花にたくさんの蜘蛛の巣がついていますねw
こういうのをあるがままの写真として「良い」という人もいれば「駄目」という人もいます。
中には周りをキレイに掃除したり、他の草を抜いたりして写真を撮る人もいます。
ちなみに僕は花についた蜘蛛の巣ぐらいは取りたい派ですw
でもなんというか、こういう場所に来ると日本の原風景っていいなぁ〜としみじみ思いますwww
園芸化が進んだ昨今でも、えびねの原点はこういう風景なんだと思いますね。