
入山日 2013年3月24日 (曇) (瀬尾地区から見る愛宕山)
24日、毘沙門山縦走が終わって車に戻って10時30分前、ちょっとこれで終わりでは寂しいと思い、オプションとして地形図だけ印刷してきていた、毘沙門山南西1.5kmにある愛宕山に向いました。ルーファンやヤブ歩きの面だけなら、毘沙門山ミニ縦走に勝てる内容になったと思います。ただ自分の歩きがお粗末で、失敗歩きとなってしまいました。またいつか行く必要が生じました。(以上、予告編より)
コース: 丸山公園P 10:32 533m付近 11:10 広久保集落へ 11:48 スタート地へ 12:15
この日2度目の登山スタートは、愛宕山南にある丸山公園の駐車場から。(写真下)は丸山公園から見た愛宕山方面。この丸山公園、姪やおいが幼児だった頃、一緒によく遊びに来た公園。その姪もあと数日で大学生となり東北に旅立つ・・・
公園の東すぐの数十m,車道になんとか神社へ.の道標があったので、その踏跡を辿ると、発電設備の建屋脇に出る。そこの脇にお地蔵さんがあった。(写真下)道はここで行き止まりだったが、お地蔵さんの脇から急斜面を直登するような薄っすら踏跡があるような気がした。そこをよじ登る。いきなり地形図の破線を無視。ほんの数分急登をこなして緩やかになる頃、右脇から明瞭な踏跡と合流した。
細い踏跡を辿るうちに尾根上に乗り。、その後進路右方向から作業道状のものが上がってきて、合流。(写真下) 合流した地点で作業道は終了。作業道終了地点からはなお、細い踏跡は北西に伸びていて、尾根の少し脇斜面を尾根に沿って進む。
歩き始めて16分くらいで発電施設の上部の水溜めの池の脇を登る。
その後、また尾根の脇の道を進む。
歩き始めから35分くらいの所、伐採地に出る。(写真下) 尾根のセンター脇を進んでいた局面が多く、愛宕山の山頂をパスしているような気がして、この地点から尾根に登ってきた方向に数分戻ってみる。(この戻り局面が、小枝やとげのある茎の小ヤブ歩きになる。) しばらく来た方向に尾根通しに戻っても山頂らしき所やそこにあるであろう神社がでてこなかった、今日は正午くらいで山歩きは切り上げなければならないので、ここでの山頂捜索の戻り歩きを諦め、また当初の北西方面への歩きに切り替える。
相変わらず、明瞭な踏跡は尾根の少し脇を辿っているので、自分は広い尾根のセンター部分を歩くように作戦変更。北西に尾根を辿る。(写真下)
進路を北に変えて進むと533m付近と思われるなだらかなピーク上に着く。ここも多少のヤブ、通過時手のひらなどに引っかき傷をいくつか作る。実際に現地にいる時は、その辺の地形も複雑で実は本当に533m付近に居るのか判らない状態でもあった。本来もっと西にある517mあたりまで足を伸ばしたかったが、今日は時間切れ、午後大切な用事がある。ここで南に伸びる尾根に乗り、緩やかに下り始めた。(写真下)は南方向への下り始めの地点。脇に鉄塔。
南への尾根の下りは踏跡、明瞭、緩やかで歩きやすい。途中2度ほど尾根分岐があり、どちらを選んでも進めそうな気がした。(写真下)南方面へ下る尾根。
下っている尾根の進路左に別の尾根が降りてきた。さっき自分がやり過ごした行かなかったほうの尾根かも・・・(写真下)
鉄塔の地点の下り初めから正味20分弱で広久保集落へ。(写真下) 尾根の末端は作業道が錯綜していた。今日の山歩きはこれで終わり、あとは歩いて約1キロ東にある車を回収するだけだ。未完成も甚だしい愛宕山周辺歩きだったが時間切れでは仕方がない。時間切れを言い訳にしてしまったが、反省点がある。愛宕山の山頂に行けなかった事。これは地形図をしっかり見て歩いていれば簡単にできたはずで、この超低山をなめすぎていたとしか言いようが無い。地形図をよくも見ずに、たまたま出会えた踏跡を頼ってしまった。また来てピークと頂上の神社は見なければならない。
この愛宕山周辺の山塊、低山のわりに実際入ってみると、尾根が入り組み冷静に歩かないと変な所に行ってしまいそうな歩き甲斐のある山域。今日行った533mの西517mまで歩いてもっと西の567.8mという冗談のような数字の三角点を踏むのも面白そうだし、533mから北には結構長い尾根がなだらかに伸びている。ほぼ植林のような林と雑木のヤブが少しうるさい箇所もあるけれど、またいつか行ってみようとは思える山域だった。 この日の夜は、姪、甥の進学祝いのささやかな外食会、久しぶりに子供達ともゆっくりできた。 ■■
(大谷川北を走る日光/今市を結ぶ道。紅葉時期の渋滞を避けるルートでもある。この道を歩くのは初めて・・・ この道、秋などはおサルの群れが堂々と横断している。)
(ついさっきまで歩いていた尾根道)
ノラさんが「冴えない山」と形容された愛宕山の正体はそんなところでしたか。
やはり、植林のお山のようですね。
自分が歩いた箇所は大部分植林帯でした。周囲をグルリとすると結構歩きごたえがあるかもしれません。533mあたりでは一瞬自分がいる場所が不安なったりする地形がありまして・・・。
超地元のこんな低山歩きで、久しぶりに腕に小傷をいくつも作ってしまいました。傷がここ何日か痒くてしかたがありません。
鶴ケ鳥屋山(ツルガタヤマと読むと記憶していますが)が最近はメジャーになっているのですか? 20年近く前は一般道から道に迷うほどどマイナーな山でした。