最低の山 ・・・ ？

最低の山って？
今市/毘沙門山や愛宕山のレポのあとなので、”あれッ”と思われた方もいらっしゃるでしょうが、どういうことかといいますと・・・
最低の人間、などと言う場合、その意味は”最悪”ということだと思いますが、”最低の山”・・・この場合の最低とは漢字の意味通り、”もっとも低い山”　ということです。数日前の日経新聞の最終面の記事で知りましたが、皆さんお読みでないかたもいるかと思いまして、文章だけですが記事にします。地図上にある日本でもっとも低い山は何か・・・　追って報告させていただきます。　（以上、予告編より引用）

3/22　日経新聞の48面、文化欄。タイトルが　”縁起が良いぞ　最低の山”というタイトルがついていた記事。日本で一番低いのは大阪にある天保山4.53mでこれは江戸期に造成された人工の山、自然の山で日本一の低山は徳島市方上町の弁天山6.1mだそう。　記事の筆者はこの山にある神社の宮司を務めるかたでこの山の保存と広報をされているようだ。

何で”縁起が良い”につながるのか・・・　最低ということは、それ以上、下がない。あとは登っていくだけ。そういう捉え方だ。確かに株などで、最底値で買えていれば、それ以上幸いな事はない。

最近では徐々に人気が出てきているらしく、中でも登山者に意外な人気があるようだ。日本一高い富士山とセットで考えて最低山も登るとか、とにかく最低山なので登っておきたいということのようだ。登山者の中には、彼らの登山魂の血が騒ぐのか正面の参道からでなく裏の崖からよじ登ったりする人もいると書かれていた。（四国にも我々のような人がいるのでしょうね）
今後は全国の低山との交流や低山サミットなども試みるとのこと、安心・安全で縁起の良い低山として、盛り上げていきたいと記されて記事をしめられていた。

ところで、栃木で最低の山ってなんなのだろう、以前購入した”栃木273”で見てみよう。　あの本の中で、行ってみたら個人が土地を購入して三角点の位置に家が建っていたとか書かれていた山もあったな。　自分も自宅の周囲の低山を歩くことが最近多いが、名野山、城山で400m以上、茶臼山、金沢山で500m以上あり、弁天山6.1mからみるとかなり高山・・・??　でも、自宅のある地点の標高が約362mなので、差し引くとやっぱり低山ですね。