午後は大気の状況がたいへん不安定なようなので、近くの・・・ 鳴虫山/ イノシシ像尾根、中曽根尾根

2017年４月29日（土）　晴、曇　　
29日からＧＷが始まりましたが、29日は午後早々にお天気は大荒れのようです。強い寒気が上空に入ってきて各地、雷雨突風の予報。最近こんなのが結構多い。鳴虫山のアカヤシオの様子でもささっと見てきましょう。コースはどう歩いてもよかったのですが、一番自分が花見をするとして楽しめそうな尾根を、10分の運転中に選んだつもりでした。鳴虫山の記事は、過去記事にも数あまたですので、トピックス的な事象だけをピックアップしていこうと思います。

コース：旧市役所裏 --- (イノシシ像の尾根/経由) --- 山頂 --- (中曽根/経由）--- 舟ケ沢
まず、問題のイノシシ像から。私の記事に役場が感化されたのか、（そんなわけないか？）像がきちんと台座に戻されていました。(笑)　ちなみに仁王像のほうは、以前と同じく放ったらかしです。仁王像の方も次回来る時までに、なんとかお願いしたいものです。
（戻れてよかったネ　）



少し進んで鉄塔のある伐採地へ。日光連山もだいぶ雪は減ったようです。それでも、男体山や女峰山の上部はまだ白いものが目立ちます。


急傾斜の斜面を登らなければいけない869ｐ。その869pの直下東側の斜面に目を凝らしますと古いのかそうでもないのか、結構大きな規模の石垣が組まれています。更にその下も、同じ規模の石垣。もしかすると３段構成の気もしました。これはあまりに急峻な869ｐの東面を防護するための施策だったのか。何かの施設、道でもあったのか。


869pに達すると、その後は尾根脇にアカヤシオがさいている木が点在しています。かなり下のほうから花は出だしましたので、この先の期待が高まります。


この尾根、当然他に歩いている人はいないので今日も静かな化荘の宿。ここはいつ来ても神々しい雰囲気です。


897pを経て、急登３段階の付近は左サイドでも、花がかなり咲いています。


合峰1084pで一般ルートに合流。何人かとすれ違って山頂へ到着。1084pから山頂までのアカヤシオは、いい時に比較するとかなりしょぼい状態。花の咲いている木は点在してますが、帰宅して画像を拡大して見てみますと、つぼみのものが多かったような気がします。
（山頂、日光連山方面。正面のこの２本の木の取り合わせは、よかったです。）
　　　　　　　　　　

山頂も、このｇｗ時期にしてはすいています。やはり雨予報で皆さん敬遠したのでしょう。山頂で少しゆっくりして下山。ルートはまずは神主山方面へ、そちら方面の稜線のお花の探索です。
山頂から中曽根分岐までの花は最高潮時の７０点ほどの状態。それでもまあ、綺麗だったです。下山は中曽根を下りることにして、下りました。
（中曽根の入口付近。花のさいている木が目立ちます。)


中曽根のアカヤシオは最初の尾根分岐までで、一旦終了。花が消えて結構下ってから、痩せ尾根付近でまた薄い色の花がでてきて、新緑とお花のコラボを楽しめました。


なな”のいつもの駐車場の船ケ沢のスペースには、朝お話した釣りのお兄さんの車がまだありました。あちらはまだ楽しまれているようです。今日のこの船ケ沢の堰堤前の二又地点。特筆すべきは、水がないことです。一滴も流れていません。少しだけ上流に行くと水流がありますが、ここで伏流になっているようです。去年の夏、雨の後、ここを渡った時は胸くらいまで水があったことを思い出しました。　■■

　(船ケ沢の二又地点)