日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

どしゃ降りの中、残雪多い会津駒山頂まで     会津駒ケ岳 2017 

2017-07-08 21:55:56 | 山行

2017年7月 wiyh: YG姉" (姉といっても、私より年下なんですけどね。)  雨  
会津駒の山開きに初めて?行ってきました。む、よく考えると2年前も来ましたね。なので、2度目です。今日は最初から天気予報が雨マーク。それも悪いことに前日には強雨に変更になってます。決行するか、約束のあるYG姉に聞くと、なんと雨でも登山口までは行ってみるという。なので、予定通り檜枝岐に向かいました。雨なら中止でもいいよね。とか言っていても、結局雨でも目の前に山があると、複数、山バ*がいると雨でも登ってしまういい例で、結局開始時間にどしゃ降り。そんな中スタートをしたのでした。素材の画像も少なく、記事はさらっと行かせてもらいますが、雨歩きの登山って意外にも思い出に残ったりするもので、この日も自分としては楽しい一日になったのです。

受付に行ってバッジもらって、お赤飯を少しもらってお神酒をいただきました。雨で中止を決め込むグループも少なからずいて、何人かは駐車上のほうに戻っていく人もいました。
(最初は林道を少し歩きます。下ノ沢は、このところの雨の連続で、増水しています。林道の入口でカメラやさん夫婦が車で待機していました。この雨で今日の歩きは中止だそうです。笑顔で見送ってもらいます。)


コース: 国道脇駐車場 6:42 -- 駒ヶ岳山頂 -- スタート地へ 13:15
登山口の階段について、雨は降り続きます。雨の中、登山口からは最初は急な登りが続いています。ジグザグの登り。栃木最速女ではあるまいかと思うくらいのYG姉は普通に歩いていますが、付いていくと結局休憩中の目先の登山者を抜いて行くので、結局歩きが早いのでしょう。


おや、いつの間にか小降りになっていた雨が、一時やみました。これはラッキー。日光方面の展望を楽しみました。
(白根山(右)中央左は黒岩山のようです。男体山、太郎、大真名子とかも見えているようです。 )


雨がやんだのは、ほんの束の間。1時間もなかったか。駒ヶ岳から続く稜線が見えていて、テンションが上がりますが、この後、すぐ雨、それも強い雨が降ってきました。


水場を過ぎると、残雪区間が出てきて、登っていくとほとんど残雪区間のようになっていきました。
(前を行くYG姉 )


体に叩きつけるような雨になってきて、ウェアがバリバリ言ってます。これアラレか、とも考えたりもしました。山頂付近も見えてきましたが、だいぶけぶってきたようです。


樹林帯の中の残雪歩きは、時に踏み跡を見失いそうになります。駒の小屋直下は雪原の急登り。これを越えれば小屋で酒飲みができますよ。


真っ白の中、小屋に到着。まだ神事とか始まらなそうなので、山頂に行ってみましょう。


山頂に向かう途中は、強風。強雨。手が冷たい。山頂で丁寧に撮影しましょうか、と聞いてくれたかたがいたので、お言葉に甘えて撮ってもらう。こんな中登ってきたので、せっかくですから掲載。どっちが男かって、小さく見えるほうがなな”です。


山頂のこの板を見て、家に帰って撮った展望画像と見比べて、復習しました。


山頂はただどしゃ降りの中なので、そうそうに退散。小屋に戻って自炊小屋に座らせてもらって、見知らぬ登山者のかた達と軽く食事。花泉のにごりをお神酒としていただきまして、美味かったです。
(山頂から小屋への下りは、雨とガスで20m先くらいまでしか見えない状態。地形や方向を理解していないと、踏み跡を外すととんでもないとになりかねないと思った。)


小屋のtシャツを我々二人共、偶然着ていて、小屋の奥さんと談笑できました。面白そうな小屋なので、食事を担いで登ってゆっくり夕方や朝の風景を見るのもいいかと思いました。
(下りの樹林帯は、ややもすると踏み跡を失いがちなので、少し前をなな”が進みます。)



下りも雨の中、いい加減カメラホルダーも濡れていて、レンズが湿気で曇るようになって、撮影不能。


林道について、ゆっくり帰りは林道を辿ります。今日の雨で沢の水の増水は恐ろしいほどの勢いです。


駐車上に戻りますと、だいぶ車は減っています。福島の”センセイ”が車の中で、ガイド本のようなものを読んでいます。山中で会いませんでしたので、登らなかったようです。話しかけますといつもの笑顔を返してくれます。「登らなかったんですか?」ってわざと聞きますと、「この雨だよ。」って苦笑いです。
その後、燧の湯、キリンテのお蕎麦屋、と行って、お蕎麦は今年も秀逸。今年で閉店なんて。とてももったいない。いつも陽気なおばちゃんに、いろいろ話を聞きました。ミニ尾瀬公園の駐車上では、ブロッケンさん他馴染みの顔5人が、談笑しているのが見えましたので立ち寄って楽しいひと時を。我々二人と犬のおじさん以外は、登山中止組。あすの燧の山開きに備えて、そこで車中泊のようで、まだ長い時間をのんびり使えてある意味贅沢この上ない。我々は今日帰り組なので、適当なところでサヨナラしましたが、後で思うとあのメンバー勢ぞろいは滅多にあることじゃない。集合記念撮影させてもらえばよかったと後悔しきり。山の中、花も展望もイマイチでしたが、ある意味楽しい山旅でした。  ■■ 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
会津駒は涼しそうですね (ノラ)
2017-07-10 20:50:05
ななころびさん こんばんは。会津駒の上は涼しそうですね。もう2000m級に行かないと涼しくないのでしょうね。これから2ケ月は行くところ選ばないとダメですね。
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ノラさん (ななころび)
2017-07-11 21:37:05
こんばんは。会津駒は涼しそうといっても、どしゃ降りだったですからねー。
9日は窓明山から三岩周回したら、暑くて暑くて、最初の2時間くらいの登りで、熱中症手前の症状が出ました。
これから、しばらくは、行く日の天気と山は、選ばなくてはダメですね。
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ある意味楽しい山行でした! (YG姉)
2017-07-13 19:07:13
これほどの残雪の会津駒ヶ岳を体験できるとは思ってもいませんでした。
ななさんのおかげで良い経験をさせていただきましたm(__)m

下山後のあの井戸端会議も楽しいひとときでしたね!
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YG姉”さん (ななころび)
2017-07-15 07:55:37
こんにちは、。私もこの雪量は会津駒では初めてです。
天気がよかったら、すばらしい景色だったかもね。
花もまだ早く、展望も今ひとつ見られずだったですが、案外雨の日の山歩きって、あとからじわじわ思い出に残るものです。

山だけでなくて、里でもいろいろ楽しかったですね。YG姉も会津の山にはまっちゃったかもね。
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