
2013年6月16日(日) (曇) 単独
那須塩原の比津羅山を登った帰りに若見山に登ろうと登山口に向かう。野球親爺さんの記事にスノーシェード脇のスペースから登ると書かれていたことをを頼りに車を走らせるも、登り口がちょっとよくわからず。あー、もっとよく調べてくるんだった。もう少し探れば簡単に見つけられるかもしれなかったが、周囲をガスが巻いてきた。ここは登るのをやめよう、若見山はまた次回。そのまま車を走らせい五十里湖周辺に来ると、日差しがでてくる。道の駅湯西川からハイキングコースの整備されているという葛老山に登ってみることにした。地形図の用意無し、ハイキングコースなのでだいじょうぶだろう。栃木100はめざしていないと言いながら、なんだかんだ、数を増やしている。
コース: 道の駅湯西川p 10:28 山頂 11:30-:45 スタート地へ 12:30頃
スタート地は道の駅/湯西川の駐車場、雨振り前の曇天にもかかわらず結構な数の観光客、おじちゃん、おばちゃんの団体が多い。
駐車場のすぐ裏手から取り付き、入り口には案内板がある。最初は木製の急な階段の登りを数分。ここだけはかなり急登。それを過ぎるとまったくの歩きやすい快適なハイキングコースとなった。
(登山道はいたるところ、整備されている。)
途中でこんなものも・・・、家族連れでちょこっと歩きに来てのんびりお弁当。そんなのが似合う山のようだ。基本、依然蒸し暑い、シャツはびっしょり。風が当たるので比津羅山よりはマシだった。
ハイキングコースとして整備されたような道、あくまで急登をさけしつこいほどジグザグにつめて行く。
山頂までの行程を半分以上登ると、主に尾根沿いを歩くようになる。尾根脇にはかなりの大木も出てくる。予想以上に山深い印象もある。
山頂が近づくと、あたりは気持ちのよい緩やかな尾根道。
山頂直下はガスにまかれ先が真っ白。さきほどから雨のような水滴が腕に数回あたるが、何とかもちそう。ここまで誰にも会わない、やはりこの天候では山を歩く物好きはごく稀なのか。
1時間ほどで山頂到着、スタート地の案内板での時間よりはかなり早く到着したような・・・。
地図を持ってきていなかったので、知らなかったが山頂に立派な三角点があった。あいにくの曇り+ガス模様で、周囲の眺望や五十里湖を望むことはできず。
山頂から西方面へ、先は極度に踏跡が薄くなり、少し先に進むと無くなってしまいそう。だが障害ヤブの尾根でもなさそう。この先西へ南へ尾根歩きを展開できるのだろうか、ただこの山域、降り立つ先がダムや、大きな川や湖だったりするので、その辺だけ、注意だろう7時間8時間歩いて、降り立とうとした先が恐ろしげな水際や断崖であれば目も当てられない。進むなら未知尾根から先に取り付くか、よほど事前調べが必要。でも、今回はここまで。今日は山頂を踏み、脚力の低下を防ぐ程度の歩きができればよろしい。
それにしても、ここに車で来るときナビに表示された山名を見て思った。なんて山だらけの山域なのだろうか、地図に名のあるものだけでも田代山(あの田代山ではないようだ)、滝向山、白倉山、三依山、高瀬山、ほとんど気にしたこともない山が次から次に出てくる。烏ヶ森さんやノラさんはほとんど歩いているのかな、とふと考える。先週ふと足を踏み入れた塩那山域、五十里湖周辺まで含めれば、まだまだいくらでも歩くフィールドがあるのかもしれない、栃木県内だけでも。
* このレポをまとめている時、同時並行的に、他のかたの記事を読んでいたら、烏ヶ森さんの2005年の記事に行き着いた。 葛老山(1123.7)~高土山(1128)
http://karasugamori.web.fc2.com/214katurotakatuchi.htm ヤブ山歩きのかたは、私のこのレポを読むより、こちらの記事をお読みになったほうがよっぽど面白いと思うので、ここに掲載させていただく。 ■■
(山頂から西方面、尾根型はあるが、踏跡は急にさびしくなっていた。)
山頂には山名板が3つほどあった。
山頂からピストン、下りは来た道を戻る。(登山道からジグザグ道続く下方面を見おろす。)
100%若見山だと思いましたが・・・
自分のほうは、栃木百も残り少なくなってきましたので、一登を大事にしようとは思ってますが、中堅以降のお山は、ふいに時間が出来たが準備無し、天気が中途半端で決まらないとき、などとやや不遇な感じアリです・・・・かといっても行けば何かは見つかるものなんですが。だから、そのようなケースの場合はいつかもう一度良いタイミングで行ってみようと考えてます。ところで、自分が勝手にたそがれさんをイメージしていた(本当に失礼しました)毘沙門の絵は見れましたでしょうか。
比津羅山、葛老山といい、ムシムシした感じでの歩きですね。はきれいで、ガスの中、なかなか幻想的でもあります。
駐車場にあんなに車があるのに、山にはだれもいない。私、こちら方面の地理に不案内ですのでよく知らないのですが、他の方々はどこを探索されているのでしょうか。景勝地でも近くにあるのですか。
ところで、ななさんの最近の傾向として、三角点のこだわりがあるようですね。何かのこだわりを見つけて歩くのもまた楽しいものです。
比津羅山の記事を拝見し、少しの期待もあったのですが、ああ、やはりなといった感じがいたしました。
栃木100など制定して、いらぬ登高意欲を引き立てているなどの向きの意見もあるようですが、その完登をめざして楽しむ人が結構いるのも事実、どんな楽しみがあってもよいと思います。私も、結果として栃木100山が増えていくのは、ひそかな楽しみになってきてます。ただのピークハントのみはするつもりはあまり無いのですが・・・。
葛老山は紅葉の晩秋にいくと素晴らしそうで、また周囲の山を絡めても、結構マニアック歩きができそうです。雪の頃もいいのではないでしょうか。
たそがれさんのイメージの毘沙門の絵、しかと見て、にやついてしまいました。
最近の自分は脚力低下防止の為、かなり天候が??なときでも少しでも歩くようにしています。プラス小ピークでも初登頂や初三角点確認ができればなおベターです。
あの駐車地は道の駅で、周囲にさしたる景勝地や見学ポイントは無い?ような気がします。しいて言えば周り全てが山と湖なので、それを眺めるだけといったところです。
ここに停めた皆さんは周辺の温泉や福島方面への観光客が多く、道の駅内にある足湯や温泉、土地のものの物産市、食事、トイレ休憩などが目的かと思います。
葛老山を登るのは、よほどのマニアか、栃100をめざしているかただけのような気がしました。
三角点の件、ばれちゃってますね。最近山部さんやノラさんの影響で三角点を気にするようになっています。未知尾根歩きも途中にマイナーな三角点なんかがあると、探します。山部さんのような学術的な域ではまったくありませんが、今はできるだけ多くの点を見てみたいです。鹿又岳なんかに出向いたのも、実はそんな動機も手伝っています。
葛老は3回,高土1回、高瀬は2回,白倉3回・・・と読んで思わずに顔がやけちゃいました、あの辺のマニア山を・・・すご過ぎです。
ノラさんのコメントを読んで、地形図を見ながら空想登山をしばししてしまいました。川治から葛老山、白倉山から三依山、三依山から塩沢山。あの周辺もいくらでも歩くフィールドがあるのですね、車道からしか見たことがないですが、秋は素晴らしい所なのを知っているので、これからが楽しみになりました。
いい情報をありがとうございました。