日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

アプローチで使った堀川登山道は、地味にすごい紅葉だった  赤面山/三本槍岳/須立山/甲子山 Pt.1

2016-10-24 21:16:48 | 山行

2016年10月16日(日) 晴    
こんにちは、今年も紅葉追っかけ兄さんです。先週は甲子山、須立山間を歩いて289号線付近の地形や道路の感じをつかめました。みー猫さんが数年前に歩かれたコースは、ずっと歩いてみたかったので、天気予報のよいこの日(16日)に歩いてみることにしました。
みー猫さんに習って289号線と旧道の合流点付近(新甲子温泉)に車を置きます。その前に甲子温泉の大黒屋の付近に自転車をデポしてきました。どんな紅葉が見られるか、楽しみなスタートです。自分としては結構なロングトレースだと思うので、サクサクと早めに進んでいかなければと思っていたのですが、コース中紅葉があちこち綺麗で写真をとった枚数450枚超。たっぷり秋色を楽しめました。まずは、赤面山の東面のコースは想定を大きく上回る綺麗さなので、画像中心にダイジェスト風にいきましょう。

朝6時前、道の駅下郷で、偶然BROCKENさんと出会います。斎藤山のイベントに参加されるそう、元気そうでなにより。
歩きスタートは289号と旧道ぼ合流付近(新甲子温泉)から遊歩道風の山道に入ります。途中道標なし分岐がいくつかでてきますが地形図をみればなんとなく判ります。途中一箇所青少年の家の付近で間違えて、柵に囲まれた施設と広い伐採地のような地点に登ってしまって数分ロス。そこからの赤面山の展望だと現地では思っていましたが、ちょっと怪しい・・・。(p ↓)
そのまま直進できそうな気もしましたが、変なチャレンジをしてヤブに捕まると大幅に時間ロスしかねないので、下って元のルートに戻ってリカバリー。すぐに青少年の家に着きます。


コース: 新甲子温泉付近 6:12 --- 赤面山 9:46 --- 三本槍 11:30 --- 須立山 12:14 --- 甲子山 14:10-14:22 --- 大黒屋前 15:35 (その後自転車で新甲子温泉付近まで走行)
青少年の家からは沢沿いのコースを辿り、この辺は何かアスレチックコースと併用のような感じでした。この高度では紅葉はまだ。


沢を渡って、尾根に取り付いて、そこからが堀川登山道なのでしょう。登るにつれて、紅葉比率が高まっていきます。コースは樹林の中ですが、この既設、この色彩の中を歩くと飽きが来ません。言葉でいくら語っても、観た印象に勝るものはないでしょう。以下、綺麗だなと思った画像をいくつかいきます。
(堀川登山道の紅葉 )




(堀川登山道の紅葉 2)



高度を上げていくと黄葉比率がグングン高まっていきます、ついにはほとんど色付いている森の中を歩くようになりました。
(堀川登山道の紅葉 3)



(堀川登山道の紅葉 4)


(堀川登山道の紅葉 5)



(堀川登山道の紅葉 6)



(堀川登山道の紅葉 7)



(堀川登山道の紅葉 8)



いきなり激しい水流の小川を渡り、スキー場からのルートを合わせ、コースは森林の中から抜けました。広い草原状を緩やかに登ります。低い潅木が鮮やかに色づいていたりします。



振り返るとスキー場の方面でしょうか、里が見えています。



山頂までに一人だけであった単独の無線をやられる男性と少しお話。千葉からよく来られ程度るとのこと。千葉県も精力的なかたが多いですね。那須連山が左手に見えてきます。遠目にも山の斜面はかなり色づいているように見えました。



歩き始めから3時間半くらいかかって赤面山の山頂です。地形図を見ると、堀川登山道に合流するまでも結構距離があるな、と思っていましたが、やはりかなり時間がかかりました。それとおそらく写真を多く取りすぎていて歩が遅くなってしまったのでしょう。まあ、こんな季節はせかせかあるく必要もないので、いいでしょう。
(赤面山山頂)




山頂付近から目の前に三本槍方面の山塊が見えています。正確にはでっかい山塊の裏の方、右手方面が三本槍ピークなのでしょうが、全体の山容がでかすぎて遠近感がはっきりしない。とても近く感じて、すぐ行けそうな気もしますが、当然実際はそうはいきませんでした。




北方面、磐梯山(左)だそうです。長い稜線は吾妻連峰でしょうか。




那須連山の斜面は、遠目で見ても潅木が赤く染まってモザイク模様がモコモコしているようです。少しアップで山の裾野を写してみます。




赤面山ピークで少しゆっくり食事しました。何気ない樹林帯の中のルートである堀川登山道は、この時期、この色彩に彩られると正に私のツボにはまるわけです。正直、ここでこんなに楽しめるとは思っていませんでした。ただの稜線へのアプローチと考えていたので。時間的にも、内容的にもこのルートで、赤面山ピークでピストンして紅葉をゆっくり楽しみましたー、でも十分納得できたのですが、やはり最初の計画をやらないのは少し気持ちが悪い。
それと、目の前のでっかい山塊/三本槍、やその右に連なる須立、旭岳、甲子山の稜線は、くっきり見えて、なぜかその時赤面山から見るとすんなり縦走出来てしまいそうな、手に取るような近さに感じられた為、簡単に三本槍の縦走路に足がふみだせました。
まだ、先があるので、次に続きます。          =====> Pt.2      ■■
  
(左から 須立山、甲子旭岳、甲子山の稜線。)



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