日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

旭岳に登りに行って、天候が悪いので縦走路の紅葉見物に変更   西郷村・甲子山/須立山  

2016-10-23 05:06:35 | 山行

2016年10月10日(祝) 曇  
10月も半ばになろうとしているのに、暑さを感じるくらいの日々もあって、今市の里では一向に秋らしい気配があまり感じられないです。前の週の二岐山も紅葉の色づきはまだ始まり程度。さすがに今週は紅葉がみられるかと、甲子山周辺の山を歩いてみることにしました。
赤面山から甲子山への周回縦走なんてのもいいとは思いましたが、天気も冴えない予報でしたので、旭岳の登頂くらいを考えて、あとは現地での判断に委ねることにします。予想したとおり、一日中曇りの天候でしたが、歩きの計画は変更したものの、紅葉は結構楽しめました。今回のルートは、実は次の週歩いたコースに全て含まれたことになるので、記録はさくっといきます。
289号線は、まったく不慣れで一度くらいしか走行してたことがないので、少し不安がありました。甲子山登山口の大黒屋旅館の近くのスペースに車を停めて、一般ルートを辿りまずは、甲子山頂を目指します。まったくの曇空の下、つづら折れの登山道を登って行くと、山頂に近づく頃にはかなり強風が吹きすさんでいました。
甲子山頂には、登山者が数名。周囲はほとんど何も見えない真っ白状態ですので、皆さん、ここで引き返すような雰囲気でした。 下の画像は旭岳方面、これから降りていく稜線の方面です。



コース: 甲子温泉大黒屋前 6:55 --- 甲子山 --- 須立山  --- 甲子山   --- スタート地へ 14:51  
甲子山の山頂直下付近からは強風、それもだいぶ強い風が吹き付けています。すっかりテンションが下がって、旭岳のピークに行くのもどうかなー、と思い始めていました。甲子山の山頂で、引き返すのも短すぎますし、甲子山山頂から南への稜線は、ほとんどガスに巻かれていますが、それこそ綺麗そう。そんなわけで、須立山あたりまでの一般ルートを辿って紅葉見物してみることにしました。
(坊主沼避難小屋手前(北)の森の中の紅葉)



(錦秋の中の避難小屋、先週知り合った iさんが言うように綺麗な小屋でした。)


甲子山山頂までは、ほとんど紅葉は始まったばかりの黄緑色主体でしたが、甲子山から南の縦走コースは、森の中も、多少早い気もしますが、それでも綺麗に色づいています。避難小屋を抜けて、笹が刈ってありますが、根がバタバタ倒れている歩きづらい区間を数分トラバースすると、稜線に出ました。
(進む方面の稜線)



(進む方面の稜線2 たしか、須立山の直下)



須立山の山頂直下は急な斜面を直登しなければいけないようです。がれた斜面にロープも垂らしてあります。一歩一歩進むしかありません。



甲子山山頂からは、誰とも合わずに須立山山頂に到着です。ですが、周囲は真っ白なまま、下郷方面の町がわずかに望めるだけなので、ここで今日は引き返しましょう。
(須立山山頂)




須立山の北斜面を慎重に降ります。急傾斜の下方は潅木がモザイクのように色づいています。ここ数日でもっと色づくでしょう。



(稜線の色づき)




丹正な形状の須立山、今度は爽やかな展望の好日に訪ねてみましょう。やっと全貌が見えかけたので、振り返って撮影です。



避難小屋周辺から、山頂部がガスに隠れる旭岳をみます。最上部は岩の壁になっているように見えました。



甲子山から須立山へ向かう時は、結構歩いた気がしましたが、帰りは早く戻っているように感じます。登山者が数人休んでいる甲子山に到着しました。いつの間にか、強風はやんでいます。結局、自分がこの山のピークにいた頃が一番強い風だったのでしょう。
(甲子山頂から見た大白森山)



甲子山頂から見た旭岳はいまだ雲の中で、結局この日は、こんなに近くに来たのに全貌は見えず。この甲子山頂、後で知りましたが、ほんの直前に野球親爺さんが旭岳を登って、このピークを通過していたようです。またしても超ニアミスで残念。そもそも、私は野球親爺さんの記録に影響を大きく受けているので、基本行動パターンというか、目指す山もかぶってくるのでしょう。甲子山の山頂で、数人の登山者に混じって、写真を撮っていまして、旭岳方面の縦走路方面を向いていると、登山者が二人登ってきます。見覚えあるお顔で、よく見ると先週二岐山山頂でお会いして、帰りに車に乗せていただいて、同じ温泉に入った福島県の iさんでした。旭岳の山頂に行ってきたようです。2週連続、偶然出会うというのも何かの縁でしょう。おもしろいこともあるものです。しばらく腰を下ろして、ゆっくりお話させてもらいました。
(上部がすっぽりガスに消された旭岳の裾野だけを見る。。)



下りは、甲子温泉までのルートをジグザグに降りる。ここはほとんど紅葉が始まってなくて、あっさり下って本日の歩き終わり。下山口に大黒屋って、とても良さそうな一軒宿があって、露店風呂の日帰りも可能でしたが、本日csファーストステージの巨人との決着戦。間に合えば、家でテレビも見れるかもと、温泉はなしで帰宅。休憩も入れて6時間の歩きでした。
あの鈴木尚広の引退のきっかけにもなったであろう田中健二朗の牽制殺はラジオで聞きました。大試合になった延長戦はテレビで見れます。マシソンは絶好調の投球で、これは打てっこない。沢村への打球直撃での降板。第3の捕手で超チョイ役の嶺井の殊勲打と普段おきない事がたくさんおきます。バックネット裏にも青いシャツをきている人がちらほらいて、これも通常ありえない。最前列の青シャツ二人の女性が、山崎が投げるのを、拝むような勢で見ていたのは、気持ちはよーく判ります。野球を見ていて、自分がドキドキする緊張感を味わうのは、正直WBC決勝の韓国戦のイチロー・サヨナラヒットの試合以来です。
山崎も最後の1回、苦労しましたが、ベイの投手陣の多くが今回のcsでした、1球1球ここしかないというコースを狙って投げるような経験は、来年以降に活かせるのではと思います ■■

(甲子温泉、帰りは大黒屋まで降りずに、あの橋を渡って帰ってきた。橋からの写真が撮りたかったからだけど、案外たいした展望でもなくて、歩道がなくて走ってくる車が怖かっただけ。)



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2 コメント

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Unknown (野球親爺)
2016-10-24 22:43:16
こんばんは。
出発時間がななころびさんのほうが45分ほど早かったようです。帰りに私が坊主沼辺りまで足を延ばしていればお会いできたかもしれませんね。
翌週には周回されたんですね。堀川ルートは今年の5月に歩きました。シロヤシオが綺麗でした。紅葉もいいようですね。ストックに入れました。
私の方こそ、ななころびさんの記事のお蔭で色々なルートを歩けてます。お会いしたいですねえ。
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野球親爺さん (ななころび)
2016-10-25 21:50:37
こんばんは、いつもありがとうございます。
45分差ですか、僅差ですねー。甲子山から南が、予想以上によかったので、翌週周回でリピートしました。
堀川ルートのシロヤシオの野球親爺さんの記事、思い出しました。私の方こそ、春のストック入りです。
野球親爺さんとは、もう数回超ニアミスしていて、特に大博多山では、私が気づかずすれ違ったりしてますので、もうそろそろバッタリ会えるような気がしています。
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