H社隊の山行に参加し、ジンギスカンをいただくも雨急襲で撤退。 日光/社山

入山日　2013年7月14日（日、曇/雨/晴れ？）　　H社隊のお三方と　　　　（大日崎尾根最上部の草原から見た男体山、太郎山方面）
14日はなな”としては珍しく、パーティ登山に参加してきました。　ある繋がりから、リアルでは初めてお会いするお三方と白根山に登る予定でした。当日早朝の金精トンネル周辺は雨が降りしきる状況。（天気予報と、全然違うじゃないの）　お互い山歩きをして多少でもトレがしたい目的でしたので、あっさり白根登山は中止、速攻でその場で計画変更会議をして、とりあえず中禅寺湖周辺まで戻り様子を見ることに決定。
中禅寺湖周辺で社山方面はくっきり見える、まずまずの天気であったので、社山のバリエーションを歩くことに決定しました。H隊は一般ルートでは山頂に立っている方が2名いらしたので、地図にない尾根ルートを初めて歩いてみたいとの希望もあり、なな”の得意なあるバリエーション尾根を歩いてみることにしました。

TIME　: 金精トンネル日光側Ｐ　4:51～　歌ケ浜P 8:05  大日崎ショートカット尾根取付き 9:22 大日崎尾根上部の草原 11:34-12:30  (復路はピストン）   歌ケ浜P　16:13　　(コースタイムは、休憩、治療、焼肉、おしゃべり等をふんだんに盛り込んだ為、全く参考にはなりません。）

スタート直後の白根山方面、あの一帯はまだ厚い雨雲に覆われていた。



当日の待ち合わせ場所は金精トンネル日光側Ｐ。予定よりだいぶ早めに着いてしまった。戦場ケ原あたりから雨、トンネルの駐車場周辺も雨が断続的に降っている。それも結構強い雨。
今日一緒に歩くのは、この日リアルでは初めて会うＨ社のお三方。そのため、シャイな、なな”は少しドキドキ。今年の1/03にたそがれさんとハイトスさんに初めてリアルでお会いした時のような感覚。Ｈ社隊のちょっとした手違いで顔あわせが少し遅れる旨のメールが入る。（へー金精トンネル周辺って電波来てるんだね。）時間が余れば、車の中で寝ていればよいので、なな”的には気にならない。ただし、トイレのない駐車場で、少し困惑する瞬間が有ったことを除いては・・・。
少し遅れて三人到着、雨の中なので、始めましての挨拶もそこそこに山行計画変更会議。雨を避けて中禅寺湖か今市あたりまで下ることにする。今回はH社隊も自分も悪天の隙をつきトレーニングをするのが主目的。ほどほど楽しい尾根を歩ければよかった。
結局歩くことにしたのは、社山。一般ルートではつまらないと、ヤブはやらない三人を連れて2度歩いて、自信のある大日崎尾根（ショートカット）を歩くことにした。
(尾根取り付き直後、左からブチョー、ニャンコさん、タイチョー）




大日崎は、3週前に甥のあつを連れて歩いた記事もある。社山に入るのは今年8度目。勝手ながら、この後はダイジェスト的にレポさせていただきます。

湖畔の1時間強歩きの間は、常時先行して力強い歩きをされていたブチョーの足が尾根に取り付き後、重くなる。どうも新調したシューズがまだなれないようだ。靴を脱いでテーピングをしたりしてごまかしている。シューズは自分のはいているA.K.Uのシューズと全く同じものだ。靴としては自分は非常にいいモノだと思っているので、やはり慣らしの時期が必要なのだろう。
ブチョーの足はかかとが痛いらしく、二度三度治療タイム。皮がむけて、さけた状態。あまり悪化すると血がでるようになり手に負えない状態になる可能性もある。歩きもかなりつらそう。
（大日崎尾根終盤の急登、かかとの痛いブチョーに追い討ちをかける。）



最後の数分はタイチョウーがブチョーのザックを背負って登る。自分のストックをお貸ししわずかながらのサポートにしてもらう。




急登を終え、笹ヤブを超えると、なだらかな草原状の場所にでる。実は、H社隊の三人にはなな”の大好きな”あの草原”のことを登り途中で話していたので、皆さんも到着を心待ちにしていたようで、いつしか焼肉会場にしようと考えるようになっていたようである。
（あの草原手前の平坦地）



尾根取り付き後、約2時間で”あの草原”に到着。今日もここまでこの尾根では誰にも会わなかった。




草原の西端に行き、前回あつとご飯を食べた付近で、焼肉会場を設営。ブチョーはさすがは百戦錬磨の登山者らしく、困難を克服してここまで登ってきた。なべ運び役や食材調達もブチョーの役割のようであった。
（白根山の中腹以上は雲で全く隠れていたが、前回同様すばらしい眺望。皆さんからも、声があがっていた。）



ブチョー特製の生ラム肉のジンギスカン風焼肉。スウィートコーンなんかも入っている。（ソーセージだけなな”提供）



冷えたフリーなどと一緒に肉などをつついて、幸せなひと時を共有させてもらう。タイチョーは、ユーモアたっぷりのよくしゃべる人。とにかく陽気。ウラが無い感じで、思ったとおりのお方。
紅一点のニャンコさんは、このかたも明るく気さくな、とげとげした所のないとてもナイスなかた。ブチョーは、かなり物知り、結構無口、一本芯の通ったかたで、奥が深そう。
三者三様の仲良し登山グループだった。今回の、なな”に呆れていなければ、またお誘いください・・・


焼肉がなくなる頃、遠くの白根山から中禅寺湖手前の山々や、黒檜岳あたりに見る見る雨雲がかかってきているのが手に取るように見えてきた。やばいやばい、などと言っているうちに数分もしないうちに土砂降りの雨が落ちだしてきた。食事タイムは強制終了、足の不調者もいるし今日はここで降りることにする。この草原はこの尾根のほぼ最上部。社山ピークは行かなかったがこの尾根は歩き通したといってもいいでしょ。
（下り始めは、全員雨具の格好で・・・）



レインウェアを着ると雨がやむ法則がこの日も当たる。20分もすると日差しが出てきた。左後方にはでっかく社山のピーク部分が見えた、その向こうはいまさら青空。




木々の間から、男体山の最上部も見えてきた。さっきまで、山頂部は雲で隠れていたのに・・・
男体山山頂部のズーム、なんでこんなにクローズアップしているのでしょう?




急降下を終えて、平坦な尾根歩きが続く地点。


途中、ウェアを着たり脱いだり、話したり、ゆっくり下って約2時間弱。湖に降り立つ。ここでも、靴を洗ったり、プチ食事をしたりでゆっくりする。




この角度からの男体山はなな”としては珍しい。



ゴール地点からの男体山は山頂までくっきり、タイチョーは歩いてきた山のほうを写真に収めている。湖畔の林道でもそれぞれ会話がはずみ、この日初めて会った感じがしない。早くもこの三人、次のビッグ計画なんかの話をして盛り上がっている。東北方面のその山行、なな”は会社の都合でちょっといくのはつらい状況、でも行きたい、でも行けないかなー。今日は計画変更後の予定は、なな”主導でルート無し尾根を歩かせてしまった。皆さんの感想は、いつもの一般ルートより足型がないことや地面がふかふかしているので、足にくる。ＧＰＳ機能についてや、ルート無しでも注意すれば歩けることなどが、新鮮な発見だったようだ。タイチョーは「ヤブ尾根はあなどれない。」と言っていた。
趣味も合うし、年代も近い。H社隊の皆さん、今日のご同行ありがとうございました。もし、機会がありましたら、次はもっと晴れの山でガンガン歩きましょう。　■■