日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

塩那山域第2弾、ムシムシの高原山で未知尾根歩き  剣ケ峰、釈迦ケ岳(高原山)

2013-07-09 00:32:29 | 山行

入山日 2013年7月7日(日)、(主に曇り)   (kさん、恋ちゃんと)     (見出し写真:八海山神社手前から見た釈迦ケ岳方面、手前右は剣ケ峰周辺)              

この週末の休みは7日のみ、天気はどーにか持ちそうな曇り予報。 地元今市や、氏家周辺もたいへんな猛暑で山に行く気も萎えるが、雨の多いこの時期行ける時登らないと、今度いつ山に行けるかわからない。
この日、7日はその筋の歩き人ではない一般ハイカーのkさん参加の為、自分も歩いていない未知尾根でありながら、ほぼ一般コースの大間々台Pから剣ケ峰経由で釈迦ケ岳を歩くことにした。Kさんとは美男(ウソ)美女のたなばた登山になるが、娘の恋ちゃんも最後までしっかり歩いてくれた。
私のこの日の目的は、計画の未知尾根を全員で歩きとおすこと。 剣ケ峰登頂。 それと20年は前になる以前釈迦ケ岳に登った時は、たぶん意識もしていない三角点を確認しフォトに収めること、など。(以上予告編より引用)

コース: 大間々台P 7:14   矢板市最高点P 8:36  剣ケ峰1540m 8:51  釈迦ケ岳 10:30-11:12  八海山神社 13:34  スタート地へ 14:33 
(歩き出し30分あたりの登山道、尾根型の上を追うようになってきた地点。)



矢板市街地から初めて走る山道を通って、大間々台Pに。大間々台につく頃には小雨がぱらついてきた。ちょっと冴えないスタート 7:14。 歩き出すと小雨は一時やんでくれた。見晴らしコースなるコースを選択する。緩やかに尾根沿いの道を登り、35分くらいで展望のある尾根のコースになってくると、目先に目指す釈迦ケ岳らしい山塊が樹林越しに見えてくる。(P  ↓)





振り返ると、今歩いてきた尾根が続いているのが見える。(P ↓)



その名の通り展望のよい開放的な尾根をゆるやかに登って行くと八海山神社に到着した。 8:17 先客がお一人。休憩中。ここまでの行程、尾根上の眺望のいい地点で、雲間に見える所々の眺望や、遠くの雲海を見て、Kさんは早くも感嘆の声をあげている。はっきり言って、天気も冴えず、いまいちを通り越していま三くらいの眺望なのだが、この景色でも感嘆のリアクションは計画立案者としては救われるというか、ありがたい。



展望が開けてからの尾根歩きは撮影しながらのゆっくり歩き、Kさんのコンデジ、Kさんのスマホ、なな”のコンデジと複数で撮るので結構時間がかかる。子供のいる親は写真をよく撮るよなー。
八海山神社から15分ほど緩やかに登ると、矢板市最高点の標識のある平坦なピークに到着。 8:36
 



矢板市最高点”から結構下り、鞍部に三叉路があり、そのわずか北側に剣ケ峰のピークがあった。8:51 全く冴えない樹林間のピーク、初登頂の証拠写真の山名板だけを撮り先に進む。




剣ケ峰のピーク下の三叉路からは結構急な下りを少々。(P ↓) 鞍部についてからは、また登り返しになるが、急な登りではなく、気持ちのよい尾根歩きとなる。




剣ケ峰から40分ほどは、アップダウンのある水平または緩やかな登り主体の稜線歩き。北側は結構急な斜面が続いていたりするが、なな”的にはこういった尾根道は大好物。(P ↓) これは、来週超久しぶりに行く予定のある懐かし尾根の仮想練習になるぞ・・・




剣ケ峰から40分ほど進行すると、気持ちのよいなだらかなアップダウンの稜線がにわかに急な登り主体になりだす。時に、ロープが設置されている急傾斜を恋ちゃん、なんとかこなしていく。よく考えたら、こんな所にあまり連れてきてはまずいような学年。背が大きいので錯覚してしまうが、まだ中学前の子供なのだ。
急なロープ場は1箇所にとどまらず、数回波状攻撃的に出現する。
(わが子のロープ登りを撮影中の母の図 )



釈迦ケ岳山頂直下、急な登りをつめる隊員。




ロープの急登数回をこなし、登り傾斜がなだらかになってくると、進路右の視界が開ける。北西方面、会津の山だろうか。曇りがちながら、結構見えてくる。 (P ↓)左に鶏頂山。今日は行かない。



10:30 釈迦ケ岳山頂到達。3時間ちょっとかかったけど、子供と若葉マーク者連れで楽しみながら登れば、こんなものでしょ。ここに来るまで蒸し暑く大量の汗をかいた。肩のタオルは大活躍、山頂でザックをおろして休憩すると、シャツが急速に乾いていくのがわかる。気温はあまり高くないようだ。
山頂の眺望は、西から北方面にかけて山々が何とか確認できる程度。それ以外の下界は雲の下だ。そんな景色でもかなりKさん、喜んでくれていて、テンション高あー・・・ 。親娘そろって、いろんなポーズで写真に収まっていた。
山頂で40分ほどゆっくり食事休憩、キウイ ごちそう様。
(左に男体山、その右に女峰連峰 )




(鞍部を挟んで、鶏頂山 )


山頂の三角点。




山頂からは着た道を戻る。バリエーションや、鶏頂山への立ち寄りも考えたが、Kさん、昨日も別の友達と赤薙山初挑戦をしたようで、ちょっとした筋肉痛。下山がきついらしく、ゆっくり歩きをして耐えてもらった。
(ロープ場は下りも大変 )



下りは体力を消耗せずにいいが、樹林帯に入りまた暑くなってくる。




剣ケ峰への登り返しでは今さらながら、日差しも出てきてかなり暑くなる。さすがの恋ちゃんもこのあたりだいぶ消耗してたみたい。自分があの年の頃は高尾山程度をやっと歩いて満足していた。登り返しは2段階ある、ゆっくり栄養補給しながら進んでもらう。
(剣ケ峰1540Pは写真左端の先あたり?、右のピークが矢板市最高点”の地点だろう。 この辺、地形がちょっとややこしい。 )




行きの時は気づかなかったが、矢板市最高点”の地点近くに(P ↓)のような道標があった。1590M 確かに、こちらのほうが本当のピークっぽいけど???




1590mピークからは、ほとんど下るだけ。少し前よりは明るくなった尾根道を緩やかに下る、




八海山神社前でちょっと休憩、恋ちゃんは大石を枕に得意の仰向け昼ね。 さっきまでいた釈迦ケ岳はガスがかかり見えたり隠れたり。(P ↓) 
今日はここまで、山中で20人くらいの人と出会った。この天気でも結構人気の山なんだな、旬の花とかない時期なのに。 今日設定した目標は全て達成できた。天気がいい時来れば、全くちがう眺望で、ちがう印象なのだろう。大入道ってのも行った事がないし、ミツモチも行ってない。今日の尾根周辺はサラドウダンなどが多く、紅葉の頃どんぴしゃでみたらどんなに綺麗なんだろう。 また時期を変えてこの辺トライしてみましょ。
Kさん、恋ちゃん、今日はナイスがんばりだったよ、 なな”も暑さ対策のトレにもなった、ありがとー。 ■■






最後は樹林帯の中を緩やかにくだり、本日の山歩き、完歩 !





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4 コメント

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釈迦ヶ岳 (雪田爺)
2013-07-09 20:30:38
こんばんは
しっかり、山ガールさん達ですね. 楽しい雰囲気が伝わってきます.若いって素晴らしい(笑)
釈迦ヶ岳は足に金具を入れたまま登った山で感慨深いです.

勝手にリンクさせていただきましたので取り急ぎお知らせいたします.今後とも宜しくお願いしますね~.
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雪田爺”さん (ななころび)
2013-07-09 21:30:19
こんばんは。いつもありがとうございます。
あの山ガール?さん達は、山中でもとても屈託なく、私の貴重な山友でもあります。
金具を入れたまま登るって!! すごい時期があったのですね。 雪田爺”さんのロング歩きは、時に驚きでもあり、ある意味見習いたいアクティブさでもあります。(自分は臆病でなかなか、深山へのロングトレールは刻めません。)
雪田爺さんのhpのマニアックなリンク集に入れてもらえるなんて、恐縮です。
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Unknown (mari)
2013-07-12 19:20:38
美男美女ですよ♪
高原山は6月にシロヤシオのオフ会で登りました。
とは言っても山頂までは行ってないけどね^_^;
今年ははずれ年だったみたいだけど、シロヤシオ満開のトンネルは綺麗ですよ~。
他にもカタクリやツツジやショウジョウバカマなどお花もたくさんありますしね~♪

暑さトレーニングお疲れ様でした。
せっかくの3連休なのにどこも山は荒れるようで
仕方なくうちもトレーニング山行ってきます(笑)
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mari さん (ななころび)
2013-07-12 22:21:16
こんにちは。
美男などと書いて失礼しました(笑)。暖かいフォローありがとうございます。
6月の高原山オフ会は楽しそうでしたね。高原山はいつも通勤時にでっかい姿を見ながら運転しているのに、あまり縁のなかった山です。白ヤシオのトンネルの頃、行ってみたくなりました。

ここ数日の暑さは異常ですね、今市も猛烈に暑いです。
mariさんのトレーニング山行レポ楽しみにしています。
この3連休、自分は2回は山に行きそうです。ヤブ山ではなく、ノーマル稜線ですが、約20年ぶりのその稜線歩き。行くメンバー共々、少々ワクワク興奮気味です。
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