陳情令の魅力⑥ 続続・藍忘機から始まった

＊＊＊＊＊新鮮なネタはありません。既出です。思いを綴っているだけなので、ネタバレ予告ができないままに、ネタバレしている事があります。又、簡体字ではなく、ドラマ同様に日本語表記です。内容は、わたしの好みと偏見混じりです。悪しからず＊＊＊＊＊
また会話が上がります。
ごめんなさい。

『陳情令』の魅力の一つとして、わたしが最初にはまったきっかけをくれた藍忘機【ラン・ワンジー】。
どの時点でBlu－rayを買おうと思ったのか。
そこに至るまでの流れの続きの続き。

★不夜天【プーイエティェン、ふやてん】での戦いと魏無羨【ウェイ・ウーシエン】の崖落ち
1年程平和に暮らしていたけれど、謀略により、今度は魏無羨が追いやられる。
温家の人たちも、処刑されてしまう。
不夜天で、討伐の為の決起大会が開かれ、そこに魏無羨自ら姿を現す。
途中でかけつける藍忘機。
「どうも妙だ」「私を信じよ。何か裏がある」と魏無羨に伝えるけれど、結局魏無羨と皆の争いに。
実は、この32～33話の過去パートの藍忘機が好きなので画像を抜いてみた。
すごく悲惨な場面なのに……。

気にせずいってみよう！
3枚しか写真が貼れないから3つ。

①

途中で何者かが笛を吹き（誰も気づいていない）、魏無羨がうまく制御していたはずの怨念や傀儡が暴れてしまう。
藍忘機は、魏無羨のせいだと思って「魏嬰。やめよ」と言う。
中国語で「魏嬰。停下」と言っている。
なんだろ、この表情と「ティーシャー（停下）」の響きが離れない。
同じセリフが前後にもあるけど、この肩に手をかけて言っている所を抜いてみた。
この時は、魏無羨が暴走したと思ってたからこう言ったけど、今振り返ったら辛いよね。
ここの場面だけでも、信じてなかった事になっちゃうのが分かる。
現在パートにて、魏無羨に「あの時は本当に俺を信じていたか」って聞かれるけれど、そりゃ答えられないよ。

②

崖を背に立つ魏無羨に向かって、「魏嬰。戻ってこい」と言う藍忘機。
中国語では、「魏嬰。回来吧」と言っていて、「フゥェイラァバァ（回来吧）」の響きが、単純に好き。
後、この切ない表情。
戻ってこいって……
邪道に落ちたと思ったから、こっち側（正道）に戻ってきてほしい気持ちもあったのだと思う。

③

背中から落ちていく魏無羨。
寸でのところで魏無羨の手を取って、藍忘機は必死で耐えている。
この表情が良き。
けがをしているので血も滴ってますが、落とさないように必死に掴む。
江澄【ジャン・チョン】が魏無羨を刺しにきたけど、彼も結局は殺せず。（江澄は改めてまた取り上げたい）
それを見て自ら手を振りきって、魏無羨は落ちていった。
あーつらい。
でも、この時に掴んでくれた手があったから魏無羨は戻ってこれた。
これは確実。
なので、とっても大事な場面だと思う。
・・・・・・・・・・
3つ選ぶの厳しかった。
他にも魏無羨が血を吐いたのを見た時の藍忘機とか、師姐【シィージィエ】が亡くなった後の魏無羨に「やめよ」って言っている時の藍忘機とか…。
「（選択が）全部ドSやな」って言われたんやけど？
でも、全部大事だと思って。
というか、好きな場面だから仕方がない。
他にも、紹介したい美しい場面やカッコイイ場面もあるけれど、最初に浸ったきっかけに繋がるのでこの3つ。

★16年後、雲深不知処【ユィンシェンプヂチゥー、うんしんふちしょ】で目覚めた魏無羨と藍忘機の会話
（好きなセリフだけ、日本語漢字で中国語も抜いてみた）
魏無羨が崖から落ちた後、『江澄が谷底を探させたけど、骨しかなかった』と話をする藍忘機。
　魏無羨：「お前は？俺を捜したか？」（「那你呢？你有去找過我嗎？」ナァーニィーナ？ニィーイォウチュィジャォグゥオゥオーマァ？）
　藍忘機：「3年後、行ってみたが、白骨もなくなっていた」
　魏無羨：「なぜ3年後なんだ？」
　琴をつま弾いていた（大事な曲ね）藍忘機の手が止まる。
　藍忘機：「この16年…」
　魏無羨：被せ気味に「この16年ー自分でもどこにいたか分からない。信じるか？」（「你信嗎？」ニィーシィンマァ？）
　藍忘機：「信じるとも」（「我信你」ゥオーシィンニィー）
　魏無羨：「藍湛。でもあの時は―本当に俺を信じていたか？」（「藍湛。不過那個信我嗎？」ランジャン。プーグゥオナァーグゥァシィンゥオーマァ？）
　藍忘機は答えられない。
　言えませんよね。
　3年後に捜しに行った理由は、この時は分からなかったけど、あの時の気持ちが言えないだけでも心が苦しい、一視聴者である自分。

★魏無羨が雲深不知処で思い出巡りをしていると、藍忘機が冷泉に浸かっていた。彼の背中には戒鞭の傷跡、胸には火傷（温家の焼き印）跡がある…。これは一体…？？？


ここら辺りで、わたしは胸の苦しさが限界に来ていた。
魏無羨が陳情を手にして戻ってきてから、「藍忘機がめっちゃ心配してるよね！！！！なのに、魏無羨との仲がギクシャクして益々ツライんやけど。え、え、え、どうしよ！！！！」状態になる自分。
途中で仲良くご飯食べたりもしてるけど、でも、二人の歩む道は分かれてしまっている。
もう辛くて仕方がなくて。
実際には闇落ちしないんだけれど、魏無羨が闇落ちする（した）と思って、藍忘機は引き戻させようとしたり、心配したり。（魏無羨役の方が、『魏無羨は闇落ちしたとは思ってない』とおっしゃっていて。わたしも、裏で糸を引いていた人のせいで傀儡がコントロールできなかったと解釈しているので、そうだと思う。でも、この時点ではそれが分からないから辛い。）
二人がバラバラで辛くて、永遠の別れじゃないかと思う出来事があって、再会できても諸手を上げてって感じじゃなくてしんみりしてるし…。
「なんで3年後なの？」って私も思ったり。

この頃、ドラマを少しずつ進めながらも、閑話休題のつもりで、公式Twitterを初めて開いてみた。
そしてうっかりと、藍忘機のキャラクターソング『不忘』を見てしまった…！
もうね、ドラマ見てても思ってたけど、歌聞いたらね、藍忘機の思いがすっっっっごく強くて深いってのがますます伝わってきて。
泣いてリピート。（ドン引きされるの覚悟）
精神安定剤を求めていたはずなのに、更に情緒が崩壊。
更なる精神安定剤を求めてネットを漁っていたら…藍忘機の背中の傷跡と胸の火傷跡の真実を知ってしまう。（火傷跡に関しては、ドラマ内では理由は述べられていない。多分、規制のせい。ていうかBLだったのかという驚き）

ドラマを見進める内に現在パートが続くから、藍忘機の笑顔が増えるし、二人の絆を感じられる所が増えて良かったんやけど、やけど、何故かその幸福モードになっても、ずっっっっっと、胸が苦しかった。
「今は二人一緒にいられて良かったね～」（涙）って思ったりして。
「恋しとんかいな？」ってくらいギューギューに胸を締め付けられる日々。
注：わたしが藍忘機に恋してたのではなく、藍忘機の魏無羨への思いの強さに切なくなってのギューギューです。

うまく伝えられないけれど、この辺りがきっかけで、最後まで勢いで突っ走りたくて。
続きの配信を待てず、これは手元に置いておきたいとも思い、速攻でBlu－rayを購入。

今度は共に歩むと強く決意し、魏無羨に絶対的な揺るぎない信頼を寄せ、性別を超えて人を愛する藍忘機。
そんな彼がきっかけで、ここまでズルズルきてしまった。

他にも藍忘機語りたいけど、『始まり』編て事で一旦藍忘機は締めます。

藍忘機キャラソン「忘れないー不忘ー」
https://youtu.be/kKuqcjO4RFk

陳情令　公式Twitter
https://twitter.com/TheUntamedJP

ところで、今日からアマプラで配信との事だけど…。
何時からなのかな？
みんな待ち焦がれている。。。
わたしも、時間があったら研修先で見たいんですけど！！
今から出発するから……その間には始めてて。
日付が変わる前には、配信されてますように。