Charの新作！

昨年末発売になったCHARの新作『天邪鬼Amano-Jack』の感想をちょびっとね♪

前作『Mr.７０'s You Set Me Free』から２年ぶりの新作は、プライベートレコーディングでCHARさん一人で殆んどの楽器を演奏し、歌詞も日本語、英語の両方を織り交ぜ、カバー、歌物、インストなどバラエティに富んでる。初心に帰ったように、また、ファーストアルバムを作る感じだったそうですね。天邪鬼とは彼自身のことで、まさに自分に向き合ったアルバムなのではないかな。

全１６曲入りの贅沢なアルバムだ。どんな曲が入ってるかというと、もういつもながら変わらないCHARの音です。７０’Sの香りプンプン匂うカッコいいギターリフが決まってるロック、ピアノメインの曲、R&B,アシッドジャズ系、アコースティック、日本の童謡・歌謡のカバー、楽しくて、乗りよくて、最後まで一気に聴けます。

秀逸なのは赤とんぼでのエレキギター１本勝負、スーダラ節の原曲が全然分からないくらいのアレンジ、この２曲は聞きものです。

CHARさんのロックへの愛情、日本への愛情が伝わってる一枚。一人でこれだけのグルーブを出してくるリズム感の良さ、そしてあのギター。聴いてて『気持ちいい！』それがCHARのサウンドだと思う。個人的には前作よりこっちの方が好きかな～。

昨年は洋楽でも大物ベテラン勢健在を示した年だったけど、最後には日本人CHARさんが痛快な１枚を出してくれた素晴らしい年だったな。