サンタナ・ハンコック・ショーター

２００５/７/２７　Emissaries for Peace ～世界の子どもたちの未来へ～　＠横浜アリーナ
夢のスーパーセッション　サンタナ　ハンコック　ショーター


サンタナのライブに行ってきました。ビッグな共演で、ジャズ界の大御所ハービー・ハンコックとウェイン・ショーターがサンタナと共演した、チャリティライブです。
彼らの共演は１９８０年のサンタナのアルバム『The Swing of Delight』が最初？で、あとは昨年のモントルージャズフェスティバルでの夢のスーパーセッションに引き続いて日本でも実現することとなった。
このイベントの主旨は、音楽を通して人種・言葉を越えて人類が一つとなり、世界を平和に導いていこう、特にこれから未来のある子供たちが平和に生きていけるように・・・ということだと思います。詳しくは→http://www.min-on.or.jp/efp/

一昨年のサンタナのライブから２度目となるんだな。あっという間です。今回もサムさんと一緒に参加です。
チケットを取った時期が違う為お互い席が離れてしまったので、それぞれの視点から臨みました。ビールを一杯飲み干し、熱いラテンの世界へ　いざ!!!

【セットリスト】
①Novus
②I am Somebody
③El Fuego
④Put Your Lights On
⑤Aye Aye Aye
⑥Concerto/Maria Maria
⑦Foo Foo
⑧Spiritual/Sea Ra/Yaleo b &d solo
⑨Wayne and Herbie
⑩In a Silent Way/IT's about that time
⑪Exodus
⑫JINGO
アンコール Apache

どんな構成で来るのか気になっていたが、殆どサンタナバンドそのものであると感じた。
近年の作品から中心に選曲されたセットリストと、ハンコックとショーターの曲を挟みこんで、またサンタナのギターで締めくくるという感じ。正直なところ、ショーターとハンコックの二人だけの演奏中は、あまりに静かで綺麗で幻想的な曲で、夢見心地・・・脳からα波が大量放出　しっかりステージを見ながらも記憶回路は緩みはじめていた。。。。

この日のハイライトはやはり『JINGO』,で～す☆☆☆
これが聴きたかったのだ！思わず手拍子も始めていた。アドレナリン全開になってきたぁぁぁ（＾＾）/
SANTANAのギターも全開！チョーキング泣きまくり～　バンドのグルーブも最高潮！最高です(感涙)
この曲１曲のために今日は来たといっても過言ではないです。

サンタナは誰にもまねできない音を持ってます。魂のギターです。改めてその音色というものにそのアーティストの人間性が表れるのだと感じました。あの時代を生き抜いてきた偉大な３人のミュージシャンだからこそ出せるその音色や世界観が見事に調和してジャンルを超えて一つになれる瞬間に、その場に居合わせることができたことに感謝したいです。あの時会場全体が一つになったんだ。
僕らの人生はせいぜいあと数十年だけど、これから生まれてくる子供たちが数百年たったときに生きていける環境や世界があるのか。破壊されつつあるものはそれを食い止め、少しでも維持していかなければならない、一度壊れてしまったものの再生は簡単ではないから。それは人も同じこと。欲望だけにかられず、少しでも生き易い世の中を創っていきたいですね。何ができるかは、それぞれが考えましょ☆
そしてぇ、パーカッションは刺激的！最高でした～☆
サンタナさんショーターさんハンコックさんありがとう!!!