feel the blues

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ワンダーランド駅で

2006-01-11 22:22:21 | 映画

僕の好きな映画の中で、数少ないラヴ・ストーリー・ムービーについて書こうかな。

『ワンダーランド駅で』  NEXT STOP WONDERLAND /1998年アメリカ

  • 第14回サンダンス映画祭正式出品作品
  • 第24回ドーヴィル映画祭グランプリ、観客賞受賞

脚本・編集/Brad Anderson

<CAST>

  • Hope Davis as Erin
  • Alan Gelfant as Alan
  • Victor Argo as Frank
  • Philip Seymour Hoffman as Sean

この映画、インディペント映画で大手映画系では作りえない作り手側の自由な表現で描かれた映画です。

ストーリーはネタバレしてしまうので詳細には書かないけど、簡単に紹介しようかな。

舞台は現代のボストン、失恋したばかりの正看護士エリン、父の配管工の仕事を継いだが自分の夢としての海洋学者を目指すアランの二人が主人公。

二人は出会いそうで出会わない、絶えず流れる恋の予感とは裏腹に、すれ違いばかりである。二人はこのまま出会わないで終わるのか・・・

ざっとこんな話ですが、普通のラヴストーリーとは違って二人の接点は近いようで遠い、今まであったようで無かったような展開です。それぞれの恋愛や人生に本当の意味を探そうとしてる、現代の男と女を切なくもあり爽やかに描いてます。

僕は見ていてほんとに自然な人間の生き方を見たような感じがしました。ほんと自然に日常を描いてると思います。役者の演技もセリフも凄く自然でリアルに感じました。この辺がインディペンデント映画のいいところかもしれない。

女性の人はエリンの感傷に共感したり、男性はアランの生き方に共感したり、恋愛や人生にそれぞれ共感できるところがあると思います。ちょっとコミカルなところもあり、面白い登場人物もいますよ。

そんな舞台はあまり映画では出てこないかもしれないボストン。ここの街の雰囲気はいいですね。あまり都会的でないヨーロッパの雰囲気があります。

そして、映画全体をボサノヴァのサウンドが包み込み、海、水族館などアクアな感覚で見る者を癒してくれます。

僕は疲れたときに見ると落ち着きます。涙を流すという映画ではないけど、ほんと見終わった後に爽やかになります。癒しの映画です。何度も見ました。昨日久しぶりに見ました(^^)

WONDERLANDという地名、なんかいいですよね。実際にあるなんて思わなかったです。

ちょっと疲れたと感じた人にも、そうでない人にも、僕のお薦めの映画です。ちょっと興味をもたれた人はレンタル屋さんに向かいましょう。一回見て、また見たくなったら、買っちゃいましょうね♪

ttp://one.kadokawa.co.jp/media/movie/wonderland/index.html

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