♪ヨロレイヒ~
昼下がりから野暮用で那覇新都心へ通じる坂道を上っていると、坂を下って来る作業服姿の初老の男に話しかけられた。「うるま市に帰りたいが、分からくなった…」と言うので認知症を装っているのかと思ったが「バス停を教えて」と具体的な話になった。
「バス停の見えるところまで案内するから」とワタクシは来た道を引き返して、コンビニの前と教えたら「交通費を貸して」という寸借詐欺の典型的な手口に発展した。
野暮用を急いでいるワタクシは、をれを断固と振り払って坂道を登って行ったが、少し後味は悪かったな。
でも、いろいろ終えて見た川面に映える夕焼けは美しいから、これでいいのだ。
♪ヨロレイヒ~