私の父が好きな曲「真夜中のギター」
ゆうべ、ライブで歌った曲です。
🍀思い出🍀
白百合高校に入学が決まって春休み。
入学祝いにはステレオが欲しいですと言いました。
父は驚いて「やんやんや…」
(おそらくなんてこと言うんだべー:函館弁)
その翌週くらいかな、会社にいる父から電話。
「今日家にいるのか?」
「うん」
「これからあれ、ステレオ届くから」
「…わああああ❣️」
立派で本格的なPioneerのステレオが届いてびっくり。
スピーカーも大きくて、真新しいゴムの匂いのするレコードのターンテーブル。
当時は目新しいデジタル表示、カセットに録音もできる。
なんだか本格的で、女子高生のお部屋にはなかなかの存在感。
私はそれで「ルパン三世」のサントラLPを聴いていました。
今朝方、父が亡くなりました。
お父ちゃん、お父ちゃん、お父ちゃん____
昨夜なにげなく歌った、無意識だったけど。
お父ちゃんを思い出しながら、お父ちゃんに歌っていた。
きっといたんだよね、お父ちゃん。
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「真夜中のギター」
吉岡治作詞・河村利夫作曲
街のどこかに 寂しがりやが一人
今にも泣きそうに ギターを弾いている
愛をなくして 何かを求めて
さまよう 似たもの同士なのね
ここへおいでよ 夜は冷たく長い
黙って夜明まで ギターを弾こうよ
空をごらんよ 寂しがりやの星が
涙の尾を引いて どこかに旅にたつ
愛をなくして 何かを求めて
さまよう 似たもの同士なのね
そっとしときよ みんな孤独でつらい
黙って夜明まで ギターを弾こうよ
ギターを弾こうよ…