を観に、町田市立国際版画美術館へいきました。
「本物」の美しさ、力強さ、深さに触れる・・・
自分の中がグッと熱くなった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/09/58f5e94dd908f3ce25f61b99bca2d5f6.jpg)
飯田先生は、桐朋学園へ特別講師として詩の授業をして下さった。
ご自宅での詩の朗読会は実に楽しかった
参加者はそれぞれ気に入った詩をえらび
自由に表現をする
若い俳優達は、奔放に表現していて
お互いの作品を観るのがとても面白く刺激的だった。
鈴木志郎康さんの「処女プアプア」シリーズからひとつを
ご本人様の前で朗読をさせていただいたのだ
私が想像した「処女プアプア」はピンク色の髪の毛だった
無邪気に喋ったり、バスに乗ったりするのです
そんな風に自由に想像して、現実化させた「プアプア」を
先生はとても褒めてくださって、
とっても嬉しかったことを覚えている
その後、俳優座に入団した後
先生の作品の「円盤の五月」を
目黒美術館や、京都美術館へ行って上演
数人の俳優による朗読で、
先生の美術品の中で言葉をつないでゆく
物凄いスピードだったり、バラバラだったり
同時に声を合わせたり・・・
ワタシタチが、円盤のごとく
ひとつのエネルギー体になったようだった
そうそう、
私のことを「テリーちゃん」と先生は呼んで下さった・・・
卒業公演の役名をそのままあだ名にして呼んで下さっていたのだ
飯田善國さんは
ワタシタチ学生を、等しくまるごと受け入れて
自由に創造させて下さった
そう、若い俳優達をノビノビと創造させて下さった
そのことは、
さらに自分自身を新しく発見してゆくことに繋がりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/be/43cc9ea1f23f75d01d47c480e2def627.jpg)
町田市立国際版画美術館にある
(虹と水の広場)の『彫刻噴水・シーソー』
スケールの大きさとユニークさに心奪われる
大きな大きな動きに、水しぶきの音、そして美しさ
そのそばでは、無邪気に遊ぶ子供達や家族連れ
世界の飯田善國さんを知らない子供達を楽しませ
人びとを和やかにしている
この日の夜、先生のご冥福を祈って
「円盤の五月」に出演した同期の友とケンパイをしました
たしかに、自分の中にズシリと熱い何かが、
また動き始めた・・・!
未来へ向けての、創造力が動き始めた・・・!