皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌹
今朝は少し暖かく、ベランダの睡蓮鉢をのぞくと、一匹だけ… "紅めだか" が、す〜っと泳いでいました。他のめだかは、水が冷たく寒いので、切り株のかたちをしたお家に、みんな引きこもっています。 ひとの世界と変わりませんね …
さて、11/10 先週の日曜日は、劇団俳優座創立80周年記念式典でした。
今日はそれについてお話しさせて頂きます。
<俳優座は、創立80年を迎えました>
わたしの所属する劇団俳優座は、創立80周年となりました。その記念式典に出席したのです。
◆ 劇団俳優座 創立80周年記念式典 | 劇団俳優座 ←こちらから、写真がご覧になれます。
場所は 🎭俳優座劇場にておこなわれました。
当日はお忙しい中… 俳優座の後援会の皆さま、そして各地演劇鑑賞会の皆さま、報道関係の方々にお集まり頂きまして、深く感謝を申し上げます。
そして80名超える、俳優座劇団員も皆さまとご一緒に、劇場の客席と舞台に集まりました。
開演前の写真ですが、こういうセッティングでした。
<10代の頃、初めてみる東京の劇場>
懐かしいお話しですが…
函館から18才で上京、40年経ちました。
東京の劇場に心を奪われました。それまで北海道函館市、地元で触れてきた、市民会館や講堂など、そういう空間とは明らかに違う、お芝居専用の劇場という場所。
空間に漂っていたのは「風格」だったのかな、劇場そのものが持つ、独特の雰囲気や存在感もありますが…
この俳優座劇場には、創立当初から多くの先輩方の熱い想いが宿っていますので、その魂が10代の私にも響いたのだと思います。
記念式典では、その時代のいろいろな話をされました。
<これまでと、これからのこと>
一番上の段の…真ん中から少し左に、わたしの名札があります♪
ちなみにこれは、香板表と言って、俳優が劇場入りした時に黒にひっくり返す名札です。
誰が劇場入りしていて、誰が帰ったかわかるようになっています。
よって、赤の札は… 奇跡に入られたということです。
俳優座劇場は、2025年4月末日をもちまして閉館となります。
「劇場の老朽化と収支の悪化」と発表されています。
皆さんから賜るお言葉に耳を傾けながら… これからやるべきこと、やりたいことを、心に浮かべながら、舞台上の席に静かに座っていました。
そのお言葉の中に…「俳優座劇場を再築したい」とありました。
ほんとうにそうです。
おそらく心の中には、皆さんもその思いがあったと思うのですが、この式典にて、改めてこの言葉が表に出ると、何やら大きなものに後押しされているような、そんな気持ちにもなるのですが…
この夢を現実化するには、一筋縄ではいきません。
軽々しく言葉にできるものではないと想うのですが、夢は心に想い、言葉にするところから始まるのではないでしょうか。どうやって行動に結びつけてゆくか、それを考えてゆかなくてはなりません。
いつも「なっちゃん」と優しく声をかけて下さる、先輩の遠藤剛さん。
朗読を始めたばかりの頃、毎月聞きに来て下さって、暖かな声をかけて下さった先輩です。
今は、俳優座朗読教室でご一緒させて頂いています。
<命の使いみち、について>
詩の朗読がありました。
中村たつさんが、「倚りかからず」茨木のり子、を幕開きに。
岩崎加根子さんが、「生きる」谷川俊太郎、を幕の結びに立って語られました。
90才を過ぎて、生き生きと舞台で語られている先輩方を目の前にすると…
もしかして私は、まだそんなに長くも生きていないのかも…. と思わされます。
でも、人生での半世紀、折り返し地点はとっくに過ぎました。
"命の使いみち" を想う。
大げさなことではなくて、寿命はあるのですから、大切に使おうとおもいます。
やるべきこと、やりたいこと。
肩の力を抜いて、でも一生懸命やりたい。
そして…
”身近な人に、優しく接したい”
これまで私がそうして頂いてきたので、これからはそうしてゆきたい。
左から、斉藤美雪さん、私、松本潤子さん。
劇団でお世話になっている先輩方です。
<俳優座80周年記念誌>
この日、記念誌が配られました。
レトロポップなデザインです。
俳優座の歴史の片隅に、自分の名前があることに感謝しながら。
2024年11月10日(日)
六本木俳優座劇場にて
皆さん、最後までお読み頂きありがとうございました🙏
今日はこれから市川へ出かけます。夜はなかなかの冷えこみですよね、
土曜日は歌の発表会なので、わたしは風邪をひけません。
皆さんも暖かくしてお過ごしください!
どうかご自愛下さいませ💖
長浜奈津子より
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