皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌱
今夏7月のおとがたり北海道ツアー旅日記、室蘭 港の文学館 編です。
<室蘭 港の文学館 ~おとがたり 朗読とヴァイオリン>
| 室蘭、再び訪れることが出来て、心から嬉しかった。
初めては、室蘭市開港150年市政施行100年記念事業の時で、
永井荷風「濹東綺譚」でお伺いしました。
今回も会場には、運営に関わる皆さまの情熱、お集まり下さったお客様でいっぱいです。
80名ほどの文学ファンの皆さまが、私たちをお迎え下さいました。
安吾の桜を、目一杯花咲かせようと嬉しくなりました。
<室蘭民報 むろみん 〜 地元新聞にて>
| 今回も、6/15 (土) 室蘭の新聞「室蘭民報」文化芸術欄にて、ご紹介して頂きました。
北川さん、ありがとうございました!
<煉瓦造りの印象的な、港の文学館>
室蘭 港の文学館の会員の方々や職員の方々に大変お世話になりました。
| 会場設営・進行など、すべてご準備頂きました。
…皆で共に創りあげる、という力強さを感じました。ゴッコさんには、素敵に司会をして会を進行して頂きました(いつもありがとうございます🌹)。会員の皆さまは、とても美味しいお食事や、手作りデザート、フルーツをご用意下さったり…
ゆっくり珈琲を頂きながら、静かに本番を迎えることが出来ました。
( Oguriさん、ありがとうございます! )
| 運営の皆さまには心より感謝しております。
そして館長さま、お世話になりありがとうございました。
2022年の朗読会
公演詳細
演目「桜の森の満開の下」坂口安吾
【室蘭】7月6日(土)
港の文学館<特別公演>
日時:2024年7月6日(土) 14時 開場/14時30分 開演
会場:室蘭 港の文学館
所在地 〒051-0022 室蘭市海岸町1丁目1番9号
<無頼派・坂口安吾について>
骨太・硬派と呼ばれる、坂口安吾の筆で書き描かれた朱玉作品「桜の森の満開の下」と共に札幌・小樽・室蘭・函館を訪ねます。
2022年、坂口安吾の傑作『夜長姫と耳男』を、北国の小樽市文学館と札幌の俊カフェで上演しました。残酷で美しい夜長姫と、鬼となり一心不乱に仕事に打ち込む、耳男。物語の初めから最後まで、熱の途絶えることのなく、衝撃的で静かな最後の場面を皆様と共に迎えました。
2024年は、山賊の男と、妖しく美しい残酷な女の幻想的な怪奇物語。坂口安吾の傑作短編小説『桜の森の満開の下』を上演致します。坂口安吾、必聴の幻想小説
「桜の森の満開の下」~あらすじ~
桜の森は、恐ろしい。満開の桜の木の下を通ったものは皆、気が狂うという。鈴鹿峠には山賊が棲み、山のすべてを我が物としていた。ある日、山賊はいつものように都からの旅人を襲って、身ぐるみ剥がして殺し、美しい女を家に連れ帰り、女房にした。わがままで冷酷な女。「美」という魔術。やがて都へ戻ると、女は男に命じて切り落とした都の人々の
首で、遊び耽る。都の暮らしに馴染めない男はやがて、懐かしい山へ帰りたいと考えた。はらはらと舞いあふれる桜の花びら、夢にまでみた桜の森の満開の下、男の孤独が深まってゆき、やがて…。1947(昭和22)年5月15日初出
<長浜奈津子> 長浜奈津子 公式サイト 芝居・歌・朗読