銀の河～長浜奈津子のブログ～

10/1（日）午前10時〜10/15(日)迄第8回目「赤毛のアン」村岡花子訳朗読配信『赤毛のアン』村岡花子訳誕生70周年記念朗読シリーズ全10回 Vol.8

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赤毛のアン村岡花子訳誕生70周年記念朗読シリーズ全10回

2023年09月18日

こんにちは🌸長浜奈津子です！

すっかり秋めいてきました。涼しくなってきて、嬉しいです。今年は暑かったですから！

それと…これからお花の季節ですね☺️

今日は、いよいよ8回目を迎えます、『赤毛のアン』朗読配信についてお話しします。

私は今回、まるでアンのように飛びあがりたい心をおさえて、静かに朗読できるのでしょうか… もちろん致しますが、とてもとても、個人的にとても胸の高まる、８回目です。

＜アンの物語と歩んで、数ヶ月＞

味わい深く、美しい花子の日本語訳『赤毛のアン』を、朗読家・俳優座女優の長浜奈津子による朗読でお送りするという企画が生まれたのは、昨年の12月でした。そして今年の3月から12月迄、毎回第１日曜日の午前10時より配信するとして、春にスタートを切りました。

それから８ヶ月です。ああ！今回を入れて、あと３回なんて！… あっという間ですね。アンとの出会いはとても大きなものでした。でもまだまだ、章で言うと、あと「11章」ありますから、丁寧にお届けしたいと思います🌼

＜第二十九章　忘れられないひとこま＞

この章も、大変美しい風景描写で始まる章です。9月の夕暮れ時、アンは牧場から牛をひきながら、ルビー色の夕日の光が溢れる森を歩いている場面です。この小道は『恋人たちの小径』、ここでは風が樅の梢を揺らして、音楽を奏でている。

ゆったりとからだを揺らして歩く牛、そしてアンはミス・ステイシーが、生徒たちに暗唱させた詩を口づさむのだった。

たくましきもののふたちは
底知れぬ森の闇の深みへと進みに進みつつ

／ウォルター・スコット『マーミオン』ウォルター・スコット - Wikipedia

朗誦できる詩は、一生の宝物だと思います。子供の頃にこれを覚えたとしたら、その記憶は生涯、心や頭ばかりではなくて、口も覚えているでしょう。ミス・ステイシーの授業は良いですね。

アンとダイアナは、ダイアナの大叔母、ミス・バーリーの家に泊まることになるのですが、この場面では、そのエピソードが中心になります。深い孤独をまとう、ミス・バーリー。彼女はあまり他人を自分の世界に入れません。ですがアンをとても気に入って、あの子がもし一緒にここにいたら…と言う場面があります。ダイアナとアンを自宅に泊めて、一緒に町の品評会に行くのです。

＜第三十章　クイーン学院の受験＞

この章で、大好きなのはリンド夫人です。。。もちろんマリラの愛情溢れる、暗闇の中からの眼差しや、さまざまありますが。

リンド夫人は、もちろんモンゴメリの書いた登場人物ですが、わたしたち日本人に、まるで隣に座ってお話ししているように感じさせてくださるのは、村岡花子さんの翻訳の力で、語り口です。私たち日本人に知っている人みたいに感じさせて下さっているのだと… 読んで、声にして、くりかえし実感しています。

さて、アンはこの章で「人生の目標」を見つけます✨

＜第三十一章　ふたつの流れの合うところ＞

そしてアンは、アヴォンリーの自然、美しい夏を思う存分過ごして、季節は11月に移り変わります。全力で勉強するアン。そしてこの章では、だんだん大人びてきたアンが登場するのです。

ここで書いてしまうと… ！　ああでも、マリラはそんなアンに、愛情溢れる表情を見せてくれます。まさか、マリラなので明け透けな態度ではありません。

そんな時にも、マシュウは登場します。マリラを温かく支えるのです。

誰にでも、経験があることかも知れませんし、誰にでもないことなのかも知れませんが、アンは人生の目標に向かって歩みはじめて、その道を歩むために、没頭します。。。

＜第三十二章　合格者発表＞

オーガンジーが似合う、アン。

知的で情熱的、努力家のアンの美しさ、女性的な魅力を表しています。

オーガンジーのことを、ダイアナがアンに、あんたに似合う、身体の一部みたいといいました。

あの、そばかすの野趣に溢れる元気な女の子。

そのアンは、美しく輝き始めます。

そしてアンは、マリラとマシュウの誇りになってゆきました。

アンの世界に没頭して、夢中になりながら、アンの物語を読み、朗読しています。
ぜひ皆さまとも、お目にかかれますように❣️

長浜奈津子より🌼

＜配信プログラムについて＞

今回も４つの素敵な章を、朗読でお届けいたします😊
孤児院から引き取られた頃のアンから、ずいぶん成長しました。

𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜𖥧 𖥧 𖧧
『赤毛のアン』村岡花子訳

＜第8回目　10月1日（日）配信プログラム＞

第二十九章　忘れられないひとこま
第三十章　　クイーン学院の受験
第三十一章　ふたつの流れの合うところ
第三十二章　合格者発表

𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜𖥧 𖥧 𖧧

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