こんにちは。前回の投稿に思いの外、反応があって驚きと、嬉しさが込み上げてきました。
誰かに聞いて?見て貰えて、反応を貰えるって嬉しい事なんだな。ありがとうございます。
さて、私の下には3年目の若い子ピョン太と、6年目の年上男性チョビンがいます。
ピョン太は、まだまだ若い男の子。直ぐにムスッとした態度をとるし、仕事を頼んでも行動は遅く、急いでいる時、忙しい時正直イライラしてしまいます。
そして一番私が苦手なのはチョビン。チョビンは私よりざっくり10歳程歳上の男性なのですが、精神障害を持っている方で、言動が5歳児と変わらないことが多々あります。
そして、この厩舎で1番の問題点はウサミである私自身。元より攻撃性が高く、気性が荒い所があり…それを少しでも治したいのですが、イライラしてはダメだと分かりつつもイライラしてしまう自分が本当に情けなくて、ピョン太にもチョビンにも申し訳なく思っています。
• 厩舎長であるボスがいない時は厩舎メンバーを引っ張って行く事
• ボスと下の子達を繋ぐ円滑剤の様な存在である事
•ボスの仕事上の相談相手や、ささやかながらでも支えていける様な人物でなければならない。
など、副厩舎長として求められている人材に私は残念ながらどれにも当てはまっていません。
数年前、まだ私の上にボスと副厩舎長がいた頃その副厩舎長に言われた言葉があります。
「ウサミの事は信用していないが信頼してる」
信用と信頼。当時は何が違うのか分からなかったです。ただ、“信用していない”の言葉が深く深く心に刺さりました。
現在、この言葉をくれた先輩は自分の厩舎を持つ厩舎長となり、私はその先輩から引き継いだ形で副厩舎長になりました。
その先輩、シバさんが居なくなって視界が広くなった途端に、どれほどシバさんが有能な副厩舎長で今まで…シバさんと働いたのは2年程ですがどれほど外敵から守ってくれていたのか、仕事を教えて貰ってたのか。そして自分の人間性の低さに嫌でも気付かされました。
今は、信用と信頼の違いを分かっているつもりです。分かった上で私はシバさんが信頼してくれていたのが不思議で、そのゆういつの信頼を裏切りたくなくて、欲張りですが現ボスや、他の方々に信用される人間になりたいと強く思います。
理想
•馬のために
•ボスが安心して厩舎を任せれる様になる事
•非常事態時の冷静な対応
•下の子達への思いやりのある対応
現実
•とにかくミスが多い
•キャパシティが狭く非常事態になればなるほど周りが見えなくなる。
•更に心も狭くなり、イライラ状態になる
今のところの理想と現実を書いておきました。自分への戒めです。