通る人に襲いかかりそうな
勢いの紫陽花の群れ。
好きだよ、こういう勢い。
命の悦びと力強さを感じる。
この命たちに狭められた石段を
三段飛ばしで一気に駆け上がると
たちまち額から汗が吹き出してきました。
雨上がりのなんとも蒸し蒸しした
とっても気持ちのいい朝(笑)。
散歩から戻ったら一緒に冷水シャワーだな。
「フレディ、なに及び腰になってるのさ」
「ご主人様、あっしは汗はかかないっす。
浴びたければおひとりでどうぞ」
「汗はかいてなくても泥だらけじゃん。
汚くしてると女子からモテないぞ」
「そんなもんっすか?」
「そんなもん、そんなもん!さっ!」
おしまい。