1/俺sec

我撮る 故に我在り

令和も北斗ロス:1

2020-01-24 18:54:24 | 撮影<遠征>
約一年ぶりですが、遠征というより単純に飛行機に乗りたかったというのが一番かもしれません。
マイル消化しないと消えちゃう事もあり、今回の遠征は一週間前に突貫工事での計画でした。

何にせよ今までの北斗ロス以降の一年半のツケがポートレート撮影へ費やしてきたわけで、
すっかり鈍感になってしまった「ヲタ感度」がどれだけ盛り返してくれるか正直心配でした。





例年通り朝イチの51便ですが最近は787も就航に加わったようです。


772と比べたら少しは小さい機材になるので今回はほぼ満席に近い状態でした。
んなわけで私の席は最後部席の42列目という不吉なシートですが、まぁ仕方ありません。






前席がオレンジ色に染まったと思ったら東京湾沖から朝日が昇ったようです。




斜め後ろには非常扉があり、実にエネルギッシュなライジングサンを拝む事ができました。
空気が締まった冬のフライトならではで、唯一私が気持ちが高揚する束の間のひと時。






左のCAが最寄りのL4ドア担当で、本人曰くなんともまぁ初々しい一年目とおっしゃっていました。




その彼女にカップを置く一瞬を撮らせてほしいと頼んだら特に意識もせずに置いてくれましたが・・・
この辺りが中堅以上のCAさんと違う点で、叩くつもりは無い事を前置きして言うと芸が足りない、という事なんでしょうか。






そんなルーキーCAとの2ショですが、これだけ弾ける笑顔なら普通に撮ればよかった。


画面の隅に私の汚い顔がニョキっと生えていて、フォトジェニックな彼女の笑顔がばーん!と。
SNSでよくありがちな画なのですが、慣れない事はやるもんじゃないですね。






今回は手間暇考えて途中下車せずに一度札幌まで出るのでUシート車に乗る事にしました。


733系の場合は今や関東で乗り慣れてもいるし座面が柔らかいロングシートでもイケますが、
たまにはUシートを利用して需要を示さないJR北海道の有益にはなりませんから。






ほら、この広い足元をご覧下さいよ(しつこい)


JR東日本は組織の基礎体力(財力)あるから暴利を貪っても乗客の需要はありますが
指定席料金が530円なら新千歳空港〜札幌間程度で留めないと結末は赤くなるかもしれません。






新千歳空港から30分弱、札幌市内に入った列車は撮影地の豊平川を渡ります。


新雪のままなので映画『八甲田山』の雪中行軍さながらの開拓作業になる模様。
しかしこっちの雪は本州と違って乾燥しているので濡れる心配は余り無いです。






苗穂駅からえっちらほっちら歩き、車中から目視できた豊平川の橋を渡ります。


適度に踏み固められただけで表面は凍結していないので意外に大股で闊歩できて助かる。
初訪問は雪解け後にも関わらずタクシーでしたが運チャンには1メーターで悪いことしました😞






思いっきり新雪なもんでずっぽしと膝近くまでハマりますが足応えはちゃんとあるので恐怖感はありません。




そのうえ水分をあまり含まない雪は肌にくっ付かないので触れても思いのほか冷たさを感じず、まるで小麦粉。







一面の新雪の下には橋の袂から川に沿って整備された遊歩道が実は隠れています。


因みにこの日は近所の幼稚園が築堤から川への斜面を利用してソリを使って遊んでました🛷
まぁしかしこの後、列車待ちの私もろとも悲惨な状況に陥れられてしまうんですけども


冬以外であればこの遊歩道を歩いて駅からの所要時間を幾らか短縮できるのですが、
この雪原を歩く姿は傍目には通常の神経を持った人間には見えないので止めました😅






何とか辿り着き、足場の雪を大雑把に開拓すればお馴染みのすのこが現れて撮影スタンバイ。


しかし車中から丸見えなもんで、地元民には物好き連中が今日も撮ってるべ~と日常の光景のひとつでしょうが、
渡航者には鉄ヲタ...否、Oh!コレガジャパニーズのストレンジャーネ~と写り、写真の一つも撮られるかもしれません



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