遠征に出かけるだけ出かけておいてエントリー書かなかったのは、
実は好いタイトルが思い浮かばなかっただけという、それだけなんです。
そんなわけで実は私、こう見えて格好から入る性分で結構タチが悪いんです（笑
今回の遠征はいつもの51便ではなく一時間遅い8時（充分早い）出発の53便。
訳ありでお昼までにどうしても悲壮感たっぷりの空腹感（笑）にしなければならないので、
搭乗前にラウンジでコーヒーを飲んで食欲増進に励める時間が作れてラッキー。
保安検査場の混み具合を見ながら暫しくつろげるのも本当に束の間で、
出発時間帯の調度良さが搭乗客にウケてるのか通過待ち時間が増えていきました。
搭乗ゲートは52番なんて辺鄙な場所の訳は、773にシップチェンジされた事も踏まえると、
あまりの大勢の乗客を保安検査場至近の59番辺りにプールさせると混乱するから？
私はですね････
皆さま左手をご覧下さいませ～ 一番高いのが中指でございます _|￣|○∠))) ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
そんな事やってるわけないでしょ！
愛しのCA様が緊急避難時の救命胴衣を実演着用しているのです。
ところで、私はですね･･･
搭乗一週間前にシートマップを確認した時、772から773に変更されたと知り、嫌な予感がしたんです。
何を隠そう、773は誕生日フライトの那覇便でプレミアムクラス以外は未経験なのですがその搭乗時に、
チラっと視界に入った時に並び様だけは整然とした、あの時代錯誤も甚だしいレトロなシートが脳裏を過ったのです。
うわー来ちゃった････来てしまいましたか････
もうね、勘弁してくださいよと。
尤も、53便を選んだ時点で機材変更は容易に予想できた事なので
たかがツアー物を予約しただけでブーブー言う権利も無いっちゃ無いんですけど。
因みに今回の席は56Aで窓とのズレはこんな感じ。
シートも古いわ、窓も傷だらけだわ、シェードはバイブレーションで落ちてくるわで、
機内Wi-Fiが無料じゃなければストレスが溜まったフライトになる事間違いなしでした。
噂をすれば何とやら、四月以降無料になった機内Wi-Fiは離陸後10分くらいで利用可能になるみたい。
因みにこの画面の前では「地上設備と接続中」なんちゃらかんちゃらなんて画面でした。
有料から無料になってユーザビリティーが落ちた感覚は無くJAL同様に安定した接続です。
我が53便は青森県上空に差し掛かってきましたが随分低い位置に雲があります。
何やら無数の黒っぽい物が見えているのは、これが噂の窓の傷（？）で、
この写真以外は殆ど傷にピントが合ってしまい何処の下界だか全く分かりません。
やがて私が好きな日本列島の見せ場のひとつ、半島が釜のように出っ張っる下北半島の上空に来ました。
周囲の席では「北海道って大きいね～」と騒いでいましたがこの数十秒後に静かになりました（笑
他県から稲毛へドライブに来た人が眼前の東京湾に感動し「うわ～太平洋～
」なんて一言に似てます。この古い客室設備をまるで一切無かったかのようにするかの如く、瞬く間に苫小牧沿岸。
私の搭乗経験の中でも稀にみるほど中身が薄い飛行時間の訳は、下界が雪景色じゃないってのもありますが、
Wi-Fiも切れる事なく無事に使えたし、時間が経ってしまえばそりゃあ人間の感覚は緩くなります。
「アプローチングミニマム････ミニマム！」「ランディング！」
無事は本当に何よりのニュースで、古いシートも傷だらけの窓もランディングすれば全て良し。
あまりにも日本人を絵に描いたようなソフトランディングだったので客室設備も大目に見る事にしました
続く