初めての命日を迎えた。
もう、一年も経ってしまったんだ。
法事なんてやりたくなかったんだ、本当は。
だって、法事を行うっていうのは、祥太がいないって事を
認めるっていうことだから。
ずーっと考えないようにしていたのに
ずーっとずーっと考えないようにしていたのに・・・。
一周忌が近づくにつれ、気持ちが沈んで沈んで仕方なかった。
友は言う。
「時間が癒してくれるよ」
友はいい人だ、私のことを心配してくれている。
でもね、時間は時に残酷なんだよ。
胸に、ぽっかり空いた穴を埋めてはくれないの。
それどころか、ぽっかり空いた穴は、どんどん広がっていってしまうの。
この一年間、いろんな事を始めてみた。
ヨガ教室に通い始めた
ほったらかしにしていたガーデニング
今の自分を誰も知らない合唱団に入団した
・・・等々
でも・・・心の穴は埋められない
今日、Yahooニュースに載っていた記事。
「大川小で鎮魂の植樹=遺族、不明者家族ら参加―宮城」
震災で犠牲になった児童や教員の霊を慰めるべく、
128本の植樹をしたという内容だった。
8歳の息子さんを亡くされたお母さんのコメント
「子供と同じように大きくなってほしい」
心より、亡くなられた方の冥福を祈りたい。
我が家にも息子の木がある。
今日のブログの写真の木は、
現世で迎えるはずだった22歳の誕生日に植えた”やまぼうし”の木。
すくすくと大きくなって欲しい。
・・・母の想いはみんな同じだ・・・・
久しぶりの投稿
また ぼちぼち 日々の投稿、していこうかな・・・。