祥太のいる今日のそら

いつまでも忘れない

一周忌が終わった

2011年11月03日 | 息子の事


初めての命日を迎えた。

  もう、一年も経ってしまったんだ。

法事なんてやりたくなかったんだ、本当は。

だって、法事を行うっていうのは、祥太がいないって事を
認めるっていうことだから。

  ずーっと考えないようにしていたのに  
     ずーっとずーっと考えないようにしていたのに・・・。
  

一周忌が近づくにつれ、気持ちが沈んで沈んで仕方なかった。




友は言う。

   「時間が癒してくれるよ」

  友はいい人だ、私のことを心配してくれている。

でもね、時間は時に残酷なんだよ。

胸に、ぽっかり空いた穴を埋めてはくれないの。

   それどころか、ぽっかり空いた穴は、どんどん広がっていってしまうの。



この一年間、いろんな事を始めてみた。

   ヨガ教室に通い始めた
   ほったらかしにしていたガーデニング
   今の自分を誰も知らない合唱団に入団した
      ・・・等々

でも・・・心の穴は埋められない






今日、Yahooニュースに載っていた記事。

    
  「大川小で鎮魂の植樹=遺族、不明者家族ら参加―宮城」

     震災で犠牲になった児童や教員の霊を慰めるべく、
     128本の植樹をしたという内容だった。

     8歳の息子さんを亡くされたお母さんのコメント
       「子供と同じように大きくなってほしい」

   心より、亡くなられた方の冥福を祈りたい。




我が家にも息子の木がある。
 
今日のブログの写真の木は、
現世で迎えるはずだった22歳の誕生日に植えた”やまぼうし”の木。

すくすくと大きくなって欲しい。

      ・・・母の想いはみんな同じだ・・・・

     


久しぶりの投稿

また ぼちぼち 日々の投稿、していこうかな・・・。