釣趣悠々 な日記

趣味の船釣りの釣行記と海水魚のアクアリウムの奮闘ブログです。

07/10/06 アジ釣り(内房 金谷)

2007年10月07日 | 釣行記(アジ)
今日は、内房金谷の金アジ釣りに初挑戦します。

本来、金アジ釣りは「金谷」から出船するので、足(車)のない私たちにはかなわぬ夢。
・・・だったんですが、以前に「マダイ五目」釣りに行った、Noriさんが車を出してくれることになり実現!
Noriさん、ありがとうございます!

しかし、8月に行ったLTアジ釣り(中の瀬)のアジでも、ものすごく美味しかったのに・・・今回狙うのは「金アジ」という、大変有名なブランド魚です!

釣りに行く前から、よ・よだれが~。

でも・・・同じ東京湾の魚で、そんなに違うんでしょうかね?


今回の参加者は、y-sanさん、戎さん、Noriさん、私の4名での釣行です。

Noriさんに、3名をそれぞれ拾ってもらい、「金谷」へ向かいますが、マリネス釣り情報に載っていた船宿までのルートを確認すると、「館山自動車道・木更津南I.Cを出て国道127号線を館山方面に向かい約30分程走・・・」と、ありました・・・・・あれ?
たしか、全線開通した館山自動車道って「富津金谷」ってインターチェンジありましたよね。

不安になった私たちは、市原のパーキングで確認がてら休憩することにしました。

ちょうど、金谷地区の手書き風の地図があったので確認すると、こちらも「木更津南・・・」になっていた。しかし、裏面のルート説明には、「金谷IC」と書いてあり、ようやく確認。
まだまだ、全線開通した館山自動車道の情報には修正されてないようですね。

私が調べている間、戎さんは変なおばさんに捕まっていました。

「お兄さん!お兄さん!」と(50過ぎの親父にお兄さんもないが・・・)、行き先から目的、さらには服の柄からサンダルにまで話が及んでいましたね。

戎さん辟易、私たちこっそり爆笑!でした。しかしAM4時台なのに、元気なおばちゃんだこと。
他にお仲間がいなかったので、もしや・・・常連?

私たちが帰る頃には、そのおばちゃんは店員を捕まえ、べらべらと・・・(笑)


そんなこんなで、ばたばたしましたが、着いたのは出船の一時間半も前。
受付を済ませて、船に移動すると、まだお客はだ~れもいません。

私たちは右舷トモ側を選びましたが、私がトイレから出てくると、3人はオオドモを、私のために空けておいてくれました。


「ああ~、みんないい方だ~」 と、一瞬でも思った私が・・・。

右舷オオドモは、とっても狭くて釣りずらい席でした。
木の出っ張りと、ロープがあるため、コマセの左側にしか竿が設置出来ず、釣りづらそう。
利き手逆なのでコマセは入れづらい、仕掛けの投入も大変だし、風で道糸が竿に絡むだろうし・・・。

いやいや・・・釣友を信頼しないと。釣果が出ればそんな不満も一掃ですよ!


今日の天気は快晴&ベタ凪です。風もまったくありません。

カモメも気持ちよく飛んでいます。しかし、今日はこいつらにひどい目に・・・。

船は、AM6:50頃に出船しますが、なぜか港前で停泊します。
船長の話では、AM7:00に出船するとの事。

他船も同様に、洋上で停泊しています。漁業組合の協定ですかね。

さあ!AM7:00!で、遠くの船が一斉にスタート!

私たちの船も、その船が近づいたところでスタートします。

移動途中に見たへんな雲。飛行機雲とは違いますね?なんでしょう?

行程は15分程。上総湊沖で、釣りを開始します。

仕掛けを投入すると、なんと水深10m!浅っっっ!
アジのサイズは大きいと聞いていましたが、こんな水深で本当に釣れるの?

と、思っていると、早速戎さんにアタリ!上がって来たのは25cm位のアジでした。

次に、y-sanさんにアタリ!
なかなかの引きで、こちらも25cm位のアジ。いいサイズです。

そして、またまた戎さんにアタリ!これも良型です。

のりさんにも続けてヒットします。

みなさんポツポツと釣りだしますが、私にはアジのアタリはありません。
「腕が悪い!」のはもともとですが、追い討ちをかけて、潮の流れが私のいる右舷トモから、左舷ミヨシに流れているので、潮上の私は、みなのコマセ撒き係になってます。

ですが、なぜかイナダと思われるアタリが、2回連続で来ました。

一回目は、「クン、ググーーー」と持っていかれて、ハリス切れ。
二回目は、「グン、グン、グン、ググーーーー」と持っていかれて、ハリス切れ。

いつもなら、浮気して「イナダ狙ってみようか」なんて思いますが、今回は別。
頭の中はアジアジアジ・・・。ドラグも緩めず、ひたすら釣れないアジを狙います。

その横では、y-sanさんに強烈なアタリ!

姿が見えると、それはイナダ!私がタモで取り込み、無事ゲットです!


その間、私にはイサキが2匹釣れました!・・・・いずれも7cmのウリンボですが。

あまりの釣れなさに、y-sanさんからアドバイスを頂きました。
アドバイスどおりに釣ると、早速アタリが・・・。
すぐにばれてしまいましたが、要領は分かりました!

すると、すぐにアジが釣れました!一時間の奮闘でようやくの釣果です。
y-sanさんありがとうございます!



しかし、すでに戎さんは9匹ほど釣ってます。追いつけるかな?

ようやくの釣果に、しばし余韻に浸っていると、Noriさんが「サバだ!サバだ!」と騒いでいます。
「そういえば、まだサバ釣れてないな~」なんて、のんきに考えていると、どうやらサバではないようです。
懸命なやり取りの末、上がって来たのは・・・なんとクロダイ!1kg近くあります!

これはいいお土産です。うらやまし~!

私の横では、y-sanさんがコンスタントにアジを釣り上げ、私を煽ります。

この頃から、サバがポツポツと釣れだしてきました。
アジが釣れ、巻き上げてる途中にサバが掛かり、アジがばれる。など邪魔をします。

サバの邪魔に、すこしイライラしていると、カモメが私の竿にぶつかってきました。

どうやら、こぼれたイワシミンチを食べようと、近づいてきたようです。

「じゃまだ!」と、そばを飛んでるカモメを、竿でつつくと、ようやく逃げていきました。

しかし、あんな仕返しをされるとは・・・


他船は、終結して釣っていますが、この船は少し離れた場所で釣っています。
どうやら、出船した港同士で、終結しているようです。
あちらのほうが、アジのよりはいいかもしれませんね。

そんなことを考えていると、Noriさんの周りでなんか騒いでいます。
デジカメを持っていくと、またまたクロダイを釣っていました。今回のは600g位です。


「仕掛けが違うの?」とy-sanさんがたずねると、Noriさんは「ライトタックル用の仕掛けを使っている」ということ。
ちなみに、LT用は1m~1.5mのショート仕掛け(ビシは2m~2.5m)です。
その仕掛けでアジも釣っていました。

そういえば、私は釣ったアジの、ほとんどは上バリに釣れていたな・・・。
次回に来る機会があったら試してみよう。

しかし、Noriさんはこのクロダイを釣ったことで、クーラーが満杯に。
どうやら、アジしか想定していなかったので、小さめのクーラーを持ってきていたようです。

そのため、終了一時間前でのリタイアとなってしまいました。でも満足っしょ!


その後も、あきらめずに釣りましたが、釣果はそれほど伸びず、PM12:30で終了となりました。

みんなの釣果は

 y-sanさん マアジ:24匹、イナダ:1匹、ハオコゼ(毒魚):1匹、カサゴ:1匹
 戎さん   マアジ:23匹
 Noriさん  マアジ:14匹、クロダイ:2匹(クーラー満タンでリタイア)
 私      マアジ:16匹、イサキ(ウリンボサイズ):2匹、ハオコゼ(毒魚):1匹

でした。

船中釣果は、14-63匹。潮下の左舷側の方に好釣果が出てました。


私も、最後まであきらめずに釣りましたが、朝一番の釣果の差が、そのまま出た内容となりました。
私を、オオドモに配置したみんなに、少なからず悪意を感じましたね(笑)

しかし、アジのサイズが20~28cm(ほとんどが25cmクラス)と、予想以上に大型だったので、食べる分には十分すぎる量でした。

そういえば、終日水深は10~15mでした。
しかし、こんな浅場で良型のアジが釣れるとは、正直驚きです。


ところで、金アジって大げさな誇張だと思っていましたが、実際に釣って見ると確かに違います。大まかには、

①体が丸々としている。
②頭の上から、背、尾っぽまでが金色に輝いています。
③お腹の部分が、見る角度により、緑がかった銀色に輝きます。

久里浜や走水とは、それほど離れていないので、この辺の「居つきのアジ」ということなんでしょうが、何を食べたらこんな色になるんでしょうかね。不思議です。
通常のアジと比較してみると、こんな感じです。

久里浜沖で釣ったアジ



今回釣った金アジ


さて、金アジの食味はいかがなものか・・・これから楽しみです。




後日、釣りで使用した服を洗濯機に掛けようとすると、私のTシャツに・・・鳥の糞!

あのやろ~!竿でつついた仕返しをしやがった!

今度おぼえてろ~~~~~!




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