本来、金アジ釣りは「金谷」から出船するので、足(車)のない私たちにはかなわぬ夢。
・・・だったんですが、以前に「マダイ五目」釣りに行った、Noriさんが車を出してくれることになり実現!
Noriさん、ありがとうございます!
しかし、8月に行ったLTアジ釣り(中の瀬)のアジでも、ものすごく美味しかったのに・・・今回狙うのは「金アジ」という、大変有名なブランド魚です!
釣りに行く前から、よ・よだれが~。
でも・・・同じ東京湾の魚で、そんなに違うんでしょうかね?
今回の参加者は、y-sanさん、戎さん、Noriさん、私の4名での釣行です。
Noriさんに、3名をそれぞれ拾ってもらい、「金谷」へ向かいますが、マリネス釣り情報に載っていた船宿までのルートを確認すると、「館山自動車道・木更津南I.Cを出て国道127号線を館山方面に向かい約30分程走・・・」と、ありました・・・・・あれ?
たしか、全線開通した館山自動車道って「富津金谷」ってインターチェンジありましたよね。
不安になった私たちは、市原のパーキングで確認がてら休憩することにしました。
ちょうど、金谷地区の手書き風の地図があったので確認すると、こちらも「木更津南・・・」になっていた。しかし、裏面のルート説明には、「金谷IC」と書いてあり、ようやく確認。
まだまだ、全線開通した館山自動車道の情報には修正されてないようですね。
私が調べている間、戎さんは変なおばさんに捕まっていました。
「お兄さん!お兄さん!」と(50過ぎの親父にお兄さんもないが・・・)、行き先から目的、さらには服の柄からサンダルにまで話が及んでいましたね。
戎さん辟易、私たちこっそり爆笑!でした。しかしAM4時台なのに、元気なおばちゃんだこと。
他にお仲間がいなかったので、もしや・・・常連?
私たちが帰る頃には、そのおばちゃんは店員を捕まえ、べらべらと・・・(笑)
そんなこんなで、ばたばたしましたが、着いたのは出船の一時間半も前。
受付を済ませて、船に移動すると、まだお客はだ~れもいません。
私たちは右舷トモ側を選びましたが、私がトイレから出てくると、3人はオオドモを、私のために空けておいてくれました。
「ああ~、みんないい方だ~」 と、一瞬でも思った私が・・・。
右舷オオドモは、とっても狭くて釣りずらい席でした。
木の出っ張りと、ロープがあるため、コマセの左側にしか竿が設置出来ず、釣りづらそう。
利き手逆なのでコマセは入れづらい、仕掛けの投入も大変だし、風で道糸が竿に絡むだろうし・・・。
いやいや・・・釣友を信頼しないと。釣果が出ればそんな不満も一掃ですよ!
今日の天気は快晴&ベタ凪です。風もまったくありません。
船長の話では、AM7:00に出船するとの事。
他船も同様に、洋上で停泊しています。漁業組合の協定ですかね。
さあ!AM7:00!で、遠くの船が一斉にスタート!
移動途中に見たへんな雲。飛行機雲とは違いますね?なんでしょう?
仕掛けを投入すると、なんと水深10m!浅っっっ!
アジのサイズは大きいと聞いていましたが、こんな水深で本当に釣れるの?
と、思っていると、早速戎さんにアタリ!上がって来たのは25cm位のアジでした。
次に、y-sanさんにアタリ!
なかなかの引きで、こちらも25cm位のアジ。いいサイズです。
「腕が悪い!」のはもともとですが、追い討ちをかけて、潮の流れが私のいる右舷トモから、左舷ミヨシに流れているので、潮上の私は、みなのコマセ撒き係になってます。
ですが、なぜかイナダと思われるアタリが、2回連続で来ました。
一回目は、「クン、ググーーー」と持っていかれて、ハリス切れ。
二回目は、「グン、グン、グン、ググーーーー」と持っていかれて、ハリス切れ。
いつもなら、浮気して「イナダ狙ってみようか」なんて思いますが、今回は別。
頭の中はアジアジアジ・・・。ドラグも緩めず、ひたすら釣れないアジを狙います。
その横では、y-sanさんに強烈なアタリ!
姿が見えると、それはイナダ!私がタモで取り込み、無事ゲットです!
その間、私にはイサキが2匹釣れました!・・・・いずれも7cmのウリンボですが。
アドバイスどおりに釣ると、早速アタリが・・・。
すぐにばれてしまいましたが、要領は分かりました!
すると、すぐにアジが釣れました!一時間の奮闘でようやくの釣果です。
y-sanさんありがとうございます!
しかし、すでに戎さんは9匹ほど釣ってます。追いつけるかな?
ようやくの釣果に、しばし余韻に浸っていると、Noriさんが「サバだ!サバだ!」と騒いでいます。
「そういえば、まだサバ釣れてないな~」なんて、のんきに考えていると、どうやらサバではないようです。
懸命なやり取りの末、上がって来たのは・・・なんとクロダイ!1kg近くあります!
私の横では、y-sanさんがコンスタントにアジを釣り上げ、私を煽ります。
アジが釣れ、巻き上げてる途中にサバが掛かり、アジがばれる。など邪魔をします。
サバの邪魔に、すこしイライラしていると、カモメが私の竿にぶつかってきました。
どうやら、こぼれたイワシミンチを食べようと、近づいてきたようです。
「じゃまだ!」と、そばを飛んでるカモメを、竿でつつくと、ようやく逃げていきました。
しかし、あんな仕返しをされるとは・・・
他船は、終結して釣っていますが、この船は少し離れた場所で釣っています。
どうやら、出船した港同士で、終結しているようです。
あちらのほうが、アジのよりはいいかもしれませんね。
デジカメを持っていくと、またまたクロダイを釣っていました。今回のは600g位です。
「仕掛けが違うの?」とy-sanさんがたずねると、Noriさんは「ライトタックル用の仕掛けを使っている」ということ。
ちなみに、LT用は1m~1.5mのショート仕掛け(ビシは2m~2.5m)です。
その仕掛けでアジも釣っていました。
そういえば、私は釣ったアジの、ほとんどは上バリに釣れていたな・・・。
次回に来る機会があったら試してみよう。
しかし、Noriさんはこのクロダイを釣ったことで、クーラーが満杯に。
どうやら、アジしか想定していなかったので、小さめのクーラーを持ってきていたようです。
そのため、終了一時間前でのリタイアとなってしまいました。でも満足っしょ!
その後も、あきらめずに釣りましたが、釣果はそれほど伸びず、PM12:30で終了となりました。
みんなの釣果は
y-sanさん マアジ:24匹、イナダ:1匹、ハオコゼ(毒魚):1匹、カサゴ:1匹
戎さん マアジ:23匹
Noriさん マアジ:14匹、クロダイ:2匹(クーラー満タンでリタイア)
私 マアジ:16匹、イサキ(ウリンボサイズ):2匹、ハオコゼ(毒魚):1匹
でした。
船中釣果は、14-63匹。潮下の左舷側の方に好釣果が出てました。
私も、最後まであきらめずに釣りましたが、朝一番の釣果の差が、そのまま出た内容となりました。
私を、オオドモに配置したみんなに、少なからず悪意を感じましたね(笑)
しかし、アジのサイズが20~28cm(ほとんどが25cmクラス)と、予想以上に大型だったので、食べる分には十分すぎる量でした。
そういえば、終日水深は10~15mでした。
しかし、こんな浅場で良型のアジが釣れるとは、正直驚きです。
ところで、金アジって大げさな誇張だと思っていましたが、実際に釣って見ると確かに違います。大まかには、
①体が丸々としている。
②頭の上から、背、尾っぽまでが金色に輝いています。
③お腹の部分が、見る角度により、緑がかった銀色に輝きます。
久里浜や走水とは、それほど離れていないので、この辺の「居つきのアジ」ということなんでしょうが、何を食べたらこんな色になるんでしょうかね。不思議です。
通常のアジと比較してみると、こんな感じです。
久里浜沖で釣ったアジ
今回釣った金アジ
さて、金アジの食味はいかがなものか・・・これから楽しみです。
後日、釣りで使用した服を洗濯機に掛けようとすると、私のTシャツに・・・鳥の糞!
あのやろ~!竿でつついた仕返しをしやがった!
今度おぼえてろ~~~~~!

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