大人買いな友人（長文です）

以前、流通業で働いていたときの同期の友人たちは
皆同性ながらカッコよかったな～と時々思う。
今日はそんな話をしてみたいと思います。

働き者で努力家だったＴちゃん（うちの会社で
初の女性店長になった）は性格も温和な人だったが
ある日一緒に「クレージュ」のお店に入った。
いくつかのコートを彼女は試着していたのだが
ちゅうちょなくその中の上品なベージュ色のものを
選んで、会計へ。お値段は・・なんと９万円
すごい！そんな高いものをサッと買えてしまうなんて。
もちろん物がいいのには違いないのだが、給料も私と
そんなに当時は変わらなかったはず。思わず羨望のまなざし。
ちょうど「ごきげんよう」で、岡田真澄がポンと高価なものを
購入したと話していたので、私は店員さんがいるのも
はばからず「真澄買いだね～」と感嘆してしまった。


もう一人同期でいつもスーツをパリッと着こなす美女がいた。
ジュン・アシダなど有名ブランドのスーツも買っていたが
試着するだけして、気に入らなければ、そのまま店を出ることが
できるのだ。小心な私だと、ある程度のお店で試着したら
何か買わないとという観念に駆られてしまう。
大事な買い物だから試着して、自分にフィットしなければ
そのまま帰るという彼女の態度は実に立派というか正しいのだが
カッコいいなぁといつも感心していたのだ。

そして大学時代周りにそれほどお酒を飲む人間がいなかった
私にとって酒豪の彼女たちは衝撃でありました。
「とりあえずビール」から始まり、日本酒へ。
行きつけの居酒屋に仕事が終わったものから集まって
酒盛り。なんとなくつられて飲むようになり
「あ～私も実はそんな弱くはないのだな」ということが
遅まきながら判明しました
居酒屋のあとはカラオケへ、終了は午前２時半。
その後私のアパートに皆で泊まるという。
女ばかり４人で。色気もあったもんじゃないのですが
今思えば本当に楽しく、恐らくもう実現はしないと思うので・・
懐かしく思い出します。

その仲間で大晦日仕事を終え、一人の子のアパートに集まり
年越しを祝ってから、東京ディズニーランドに繰り出したことも
ありました。現地到着朝４時過ぎ。昼まで何とか眠気をこらえつつ
遊びましたが、あれはかなりキツかったすね～。
ま、若いからできたことでございますな


（追伸）
reeさん、こないだ会ったときにした話に
ちょっと違う話をくわえて書いてみました。どうもありがとう