ご招待

何の前触れも無く１通のメールが届きました。
よその部門の技術成果発表会に部下のＱＣサークルが招待されたのです。非常に出来が良いから部門の刺激として発表して下さいと言うお誘いでした。部下の仕事が認められたことは嬉しいのですが、事前の打ち合わせも無く、上司経由でもなく、メールだけで部下と私にダイレクトに案内が来た事にカチンと来ました。本心は手放しで喜んで是非部下を参加させたいのですが、こう言う仕事の仕方は認められないので、部下に「断わってもいいから、好きなように自分で交渉しな。」と指示しました。元々、終わったことをほじくり返された気分でウンザリしてた部下は、〝有休予定のため参加できません、あしからず。〟ってメール返信してました（笑）。明日の先方の反応が楽しみです。

メールをくれた先方は、組織で仕事をしている意識が無いことと、人間性が枯渇しているんじゃないでしょうか。だって、他部門への仕事の依頼は上司経由が基本だし、初対面の相手へのお願いは、普通の感覚だったらFace to Faceで、せめて電話でするでしょ。とは言え、私の部下も含めてメール依存度の高さが目立ちます。メールで全てを済ませる事に慣れてしまうと、人と話をして仕事をする事に腰が重くなるのでしょうか、電話一本で済む事に長い時間かけてメール文章をひねったりしています。「メールしてもいいけど、後で電話しとけよ。」って言う事がシバシバです。この繰り返しに困っていたところなので、唐突なお誘いメールを反面教師にして、チーム員に胸に手を当てて同じ事をしてないか考えさせようと思います。

それにしても部下のＱＣサークルが認められている事は嬉しい限りです。