この前、フェイスブックで友達申請が入ってきました。
断る理由もないので承認したらお礼の言葉から始まり、色々聞いてきました。
その人の居住地はイギリスのロンドンで両親は大阪生まれだそうです。
相手は65歳で私より16歳年上の優しそうな感じの写真の女性。
でも名前はアラビア系のような名前です。
日本名は括弧で「真弓明仁」と書いています。
「みょうじんまゆみ」と言うのかな?と思ったらスペルが「Mayumi Akihito」になっています。
「あきひと」?
「みょうじん」という名字は聞いたことがありますが「あきひと」って読む名字があるのかな??
相手が書いてくる文章を見ていると翻訳アプリを使用しながら送ってきているようです。
ご主人に先立たれて本人は喉頭癌で闘病中であり、子供はいないそうです。
そうした会話を進めていると、自営業で貯めてきた350万ポンド(約4億7千万円)の財産を身内が狙っているというのです。
その財産を狙っている身内に検索されないように名前を変えているのだとか。
でも写真は本物だと言います。
そしてこの財産を日本の仏教組織、孤児院、恵まれない未亡人に届けることが夫婦の夢だったのでそれを実行することを助けてほしいと言うのです。
「は?」
今にも死にかけで言葉が話せないという人が億のような大金を今会話を始めた人間に任せたいと求めることですか?
相手は手術の時間が迫っていて時間が無いから早く連絡先を教えてほしいと個人情報を求めてきます。
手術も成功するか失敗するかわからいから連絡が途絶えるかも知れないということを示唆してきます。
・・・怪しい。
それではネットで検索してみましょう。
・・・ありました!
モロに同じです。
類似品という感じで脚本を変えているだけのような内容。
所々矛盾があり怪しい感じはありましたがこれで詐欺と確信!
すぐさまブロックしました。
しかし会話をしていると相手の世界に引き込まれますね。
自然と情が入っていくというか。
「オレオレ詐欺」がこういう感じで引き込まれてしまうのでしょうかねぇ。
普通の会話から始めて自分をさらけ出すような感じで相手を安心させて、油断させてから入り込むというのでしょうか。
こういうネット詐欺が全世界で問題になっているようです。
私もまさかフェイスブックで入ってくるとは思いませんでした。
皆さんも気を付けて下さい。