(有)河野工務店

井戸を再生


弊社の事務所の敷地には井戸があります。
もう4~50年は使用してないかなあ・・・。

主屋にも井戸はありましたが崩れてしまったので埋めてしまいました。
もちろんきちんと拝んで息抜きもしてあります。

もし、災害が起きた場合に備えてこの事務所の方の井戸を活用しようと思い、手押しポンプを購入しました。



慶和製作所の手押しポンプです。
アマゾンで35,000円でした。
台付けタイプと書かれてありますが台は入っていません。

ですのでまず台作りから始めましょう。




井戸の大きさに合わせて910mm角を使用します。
ラワン合板で厚みは24mmです。
ポンプの穴、ポンプの留め穴を空けます。





そのまま井戸に板を載せるとポンプの固定やパイプを繋げることができないので両横に穴を空けておきます。




井戸に加工した合板を載せてポンプを設置します。
両穴から腕を入れてボルトで固定します。





吸い上げるパイプの先には逆流防止フート弁を接続。
これを付けることで逆流を防げて毎回呼び水をしなくても済むのかな?



合板に空けた穴からパイプを差し込みます。
8mのパイプが普通に入った!
腕を伸ばし切っても底に付く様子無し!
深いなあ。
井戸の天板から水面までレーザーで測ったら5.8mだったので8mあれば充分と思っていましたが、まだまだ入りそうです。

でも水面から充分入っているのでそのまま接続しました。




組立OK。
天板も載せてガッチリ固定しました。
1人で持てない天板なので重石(おもし)としてバッチリですね。




呼び水充填完了!
さて出るかな?




お!出た出た!
いけたぞ!




ありゃ!?
水が紫色だ・・・。

これは大腸菌や雑菌だらけかも・・・。
しばらく汲み出さないとアカンようです。
これは仕方が無い。




合板が濡れないように断熱材を挟んで表面はプラダンで保護。




パイプを取り付けて汲み出し開始。




いけてますいけてます。
水も透明になって来た。
触ったら冷たい!

これで災害時も水はOKかな。


なつ、この水は飲むんじゃないぞ。
わかった?
( ̄~ ̄)ワカランヨネー

 
 
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