「オブタ(大蓋)」とは下屋根の軒下の空間を言います。
昔の茅葺き屋根は四方や正面に独立柱(オブタ柱)が並び、作業ができるほどの空間がありました。
その部分を「オブタ」と言います。
今回の物件は納屋のオブタ。
そのオブタに壁を造って物置にしている物件がありました。
この物件は今年の台風で被害を受け、オブタの壁が倒れかけていたようです。
もうトタンも錆びているので一新したいということです。
間に明かり取りのトタンを入れ、柱を建てる部分には束石を入れて雨水からの腐食を防ぎます。
壁が一新されただけでもガラッと雰囲気が変わりましたね。
いい感じになりました(^^)