Asterisk 電話 日誌

AsteriskとKX-UT136を使った小規模電話システム構築まで

Asterisk 名前表示と着信拒否

2017-07-27 18:09:17 | Asterisk
名前表示と着信拒否

voip-info.jpのAsterisk 13 サンプル設定ファイルの中に名前検索機能があります。
# asterisk -rx 'database put cidname 0312345678 "高橋隆雄"'
と入力すれば、登録されます。

一度にまとめて登録したいので、テキストファイルを作ってみました。

EXCELで、A1に電話番号、B1に名前を入れて、C1に

="asterisk -rx 'database put cidname "&A1&" "&""""&B1&""""&"'"

として、その部分をテキストファイル(namedata)に貼り付けて、
# nano /var/lib/asterisk/namedata
# sh namedata
としましたら、うまくいきました。正しいかどうかわかりませんが、問題ないようです。

asterisk -rx 'database show cidname'
と入力すれば、登録を確認できます。

着信すれば KX-UTの電話機に、漢字で表示されます。

続いて、着信拒否は、
asterisk -rx 'database put blacklist 0123456789 "拒否1"'
として、blacklistに登録すれば、拒否されます。
拒否後の動作は、extensions.confで変更も可能です。

asterisk -rx 'database show blacklist'
で、登録の確認ができます。

KX-UT136N 機能ボタンを点灯させる

2017-07-26 18:58:54 | Asterisk
KX-UT136N 機能ボタンを点灯させるには、Hint機能を使います。

KX-UT136Nの内線呼び出しボタンをプロビジョニングで設定していますが、
Hint機能を設定すれば、内線使用中に機能ボタンを光らせることが可能です。

Hint機能は、sip.confの[general]のところに
callcounter=yes
busylevel=1

2行を追加します。

また、extensions.confの[default]に
exten => 201,hint,SIP/201
exten => 202,hint,SIP/202
exten => 203,hint,SIP/203
exten => 204,hint,SIP/204
exten => 205,hint,SIP/205
exten => 206,hint,SIP/206
exten => 207,hint,SIP/207

を追加して、再起動します。

これで、KX-UT136Nの機能ボタンが光るんですが、

http://www.voip-info.jp の パナソニック電話機対応のところの「使い方のワンポイント」に、

「Asteriskを再起動するとサブスクリプション情報が失われるため、
再び電話機からSUBSCRIBEが行われるまでパークプレゼンスが伝達されなくなります。」

とあるように、Asteriskを再起動すると、機能ボタンが光りません。

どのタイミングでSUBSCRIBEが行われるのかよくわかりませんが、電話機を再起動すれば、SUBSCRIBEが行われます。
また、夜にサーバーを読み込む設定になっていますので、それが行われれば大丈夫です。



KX-UT123N 回線2へブラステル登録

2017-07-25 20:10:13 | Asterisk
KX-UT123NのVoip回線2へブラステルを登録してみました。
Asteriskへ登録して、この電話機をならす方法もありますが、一時的なので、
電話機へ直接登録してみました。

ブラステルを契約すれば、050番号を取得できます。

KX-UT123NのWeb画面から、VoIP SIP設定回線2をクリックして下記の内容を入力します。

電話番号:取得したブラステルの電話番号
SIP URI:ユーザーID@ドメイン/ホスト
レジストラサーバーアドレス:softphone.spc.brastel.ne.jp
プロキシサーバーアドレス:softphone.spc.brastel.ne.jp
サービスドメイン:softphone.spc.brastel.ne.jp
SIPポート:「5070」
SIP/認証ID:ユーザーID
SIP/認証パスワード:パスワード

として、登録ボタンを押せば、登録されます。
機器情報のVoIPステータスを見れば、登録されたか確認できます。
登録となっていれば、電話できるはずです。

KX-UT123N プロビジョニング

2017-07-24 12:02:22 | Asterisk
プロビジョニングは、KX-UT123Nも同じですが、機能ボタンがないので、その部分を消しています。

パーク保留は、ソフトボタンでできますが、パーク保留された通話に応答するには、パーク番号をダイアルします。
ここでは、701だけですが、複数ある場合番号を聞かないと、応答できません。

この電話機で保留して、136Nで保留応答すれば問題ないですね。

ファイル名はKX-UT123N-207.cfgとしました。

# Panasonic SIP Phone Standard Format File #

PHONE_NUMBER_1="207"
SIP_AUTHID_1="207"
SIP_PASS_1="password"
SIP_PRXY_ADDR_1="192.168.1.000"
SIP_RGSTR_ADDR_1="192.168.1.000"
SIP_SVCDOMAIN_1="ntt-east.ne.jp"
SIP_PRSNC_ADDR_1="192.168.1.000"
SIP_OUTPROXY_ADDR_1="192.168.1.000"

NW_SETTING_ENABLE="N"
CONNECTION_TYPE="0"
STATIC_IP_ADDRESS="192.168.1.1X"
STATIC_SUBNET="255.255.255.0"
STATIC_GATEWAY="192.168.1.1"
USER_DNS1_ADDR="192.168.1.1"

LINEKEY_ENABLE="Y"

INTDIGIT_TIM="4"
MACRODIGIT_TIM="4"
RINGBACK_TONE_TIMING="60,1000,1940"
NTP_ADDR="ntp.jst.mfeed.ad.jp"
TIME_ZONE="540"

CALLPARK_KEY_ENABLE="Y"

CALLPARK_AREAKEY_ENABLE="Y"
CALLPARK_METHOD="2"
NUM_PLAN_PARKING="700"
NUM_PLAN_PARK_AREA="701"

CW_TONE1_FRQ="0,0"

CFG_CYCLIC="N"
CFG_RESYNC_TIME="01:00"
CFG_RESYNC_DURATION="30"

OUTBANDDTMF_1="Y"
OUTBANDDTMF_VOL="0"
INBANDDTMF_VOL="0"

AUTO_CALL_HOLD="Y"
BELL_CORE_PATTERN1_TIMING="2000,3000"
MISSEDCALL_DISPLAY_ENABLE="N"
HOLD_RECALL_TIM="180"
ADJDATA_ATT="1"
CODEC_ENABLE0_1="N"
CODEC_ENABLE1_1="N"
CODEC_ENABLE2_1="N"
CODEC_ENABLE3_1="N"
CODEC_ENABLE4_1="Y"
CODEC_PRIORITY4_1="1"
DSCP_RTP_1="56"
DSCP_RTCP_1="56"
DSCP_SIP_1="48"


KX-UT136N プロビジョニング 読み込ませ方

2017-07-21 20:28:30 | Asterisk
KX-UT136N電話機へ 読み込ませ方
Web設定があると、そちらが優先のため、うまく読み込めませんので、初期化します。
当然、設定はすべて消えてなくなりますので、ご注意ください。

電話機より 設定を押して #136 工場出荷状態 決定 はい 決定 実行しますか はい 決定

再起動が終わったら

設定 インフォメーション表示 決定 下 IPアドレスを書き留める。 戻る

ネットワーク設定 決定 内蔵Web 決定 オープン 決定

書き留めたアドレスにブラウザからアクセス
ユーザーとパスワード マニュアル87ページ 確認

保守(タブ)の中の プロビジョニング保守 スタンダードファイルURLへ

http://192.168.1.XXX/KX-UT136N-201.cfg と入力。
XXX=プロビジョニングサーバーのアドレス 

登録を押すと、うまくいけばファイルが読み込まれ、再起動するはずです。

内線202 203 204 と複数作って、アドレスとか 内線番号とか パスワードを変えて、作り読み込ませます。