年々華やかになるお正月飾り、これらを制作する側も時々は立ち止まり、
その正しい「起源」など、ご存じない方にはお伝えして行かなければなりません。
門松・しめ縄飾り(注連飾り)を総称した「お正月飾り」の起こりは
「しめ縄」の場合は古事記では天照大神様が天岩戸から出た際に二度と天岩戸に
入れないように岩戸に注連縄を張ったとされていて、これが起源のようですが、
現在の地に置いて飾る「門松」や玄関ドアの「お正月飾り」はいかがでしょう。
「門松」は平安時代に中国から伝わったもので、その名の通り「松」や常緑樹を飾っていました。
その頃の「門松」は玄関の両側の柱に「根引き松」を対で飾るスタイルでした。
お公家様など、いわゆる平安時代の富裕層の間で、この根引き松でお正月飾りの豪華さを競い合った?中で
生まれたのが地に置いて飾る現在の「門松」です。やがて鎌倉時代以後、竹も一緒に飾るようになりました。
「鎌倉殿の13人」の時代には地に置いて飾る「門松」と玄関の両サイドの柱に飾る「門松」の
2種類を使い分けました。
そして、時代は飛ん飛んで飛んでオシャレや個性的が叫ばれ始めた昭和60年頃、
これまでの注連縄にウラジロ・ダイダイを飾り付けた(地域により異なりますが)
ものから、藁縄をリースのように丸めて、お正月花などを取り付けたスタイルに移行し始め、
平成令和とそのオシャレ度は加速して行きました。
話を平安時代に戻し、本日の画像の「根引き松のお正月飾り」のご説明をいたします。
根引き松には「地に足がつくように」、 根をしっかりと張る姿はその後の 安定 と 繁栄、
更に「成長し続けるように」という意味があり、
一年の初めに思いを新たにしたいという願いが込められています。
アイデア満載の華やかなお正月飾りがもてはやされる中、少し古風テイストの
根引き松のお正月飾りも人気上昇中です。
画像は45㎝のものですが80㎝のものもお作りしています。
こちら以外の「お正月飾り」はこちらをご覧ください。
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